神保町裏通り日記
 
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2021年
6月26日(土)
天気(晴)

 

 

 ちと蒸し暑いですね。

 本日6月26日から7月11日(7月4日のみ即売会のため休廊)の予定で、小杉あや原画展『くだん書房のくだんちゃん』を開催しております。

 場所はくだん書房の店内でごく小規模のミニ展示です。11時から17時までですが平日日中は店主が市場に行ったりしますので12時半から13時半までは一時的に店を閉めております。また期間中は日曜日も営業いたしますが日曜日の開店時間は12時から16時までとなります。なお土・日曜は作者が在廊しております。皆様のご来会お待ちしております。

 今週の新着目録は原画展の販売物から。

 販売原画と詳細は、こちらから。

 お次はグッズ類。

 原画展図録、小杉あや「くだんちゃん」(A5コピー誌 オールカラー 20頁)

 くだんちゃんアクリルキー(40×40mm アクリル製 ボールチェーン付き)

 図録とアクリルキーのセットですと多少お得になります。

 

 

 

2021年
6月19日(土)
天気(雨)

 

 梅雨入りしました。今年はなんか暑そうでイヤンな感じです。

 今週の新着目録です。サンリオ「いちご新聞」19冊オンリーです(^_^;)

 いちご新聞は1975年4月号が創刊号で2号目から月2回刊行、1982年6月から月刊ペースで刊行されています。B4サイズ綴じなしで最初期は12ページ、その後24ページで定価100円、124号から36ページの定価150円に変更された。印刷は4色カラーと2色カラーの複合。

 

 

 センターページにB3サイズのポスターが必ず付いておりました。

 

 紙面で「サンリオキャラクター人気コンテスト」が行われていて、初期の人気キャラクタはスヌーピー、パティ&ジミィ、キティー等がいました。

 

 

2021年
6月12日(土)
天気(晴)

 

 蒸しますね。これで梅雨入りしていないというのが信じられない(^_^;)

 今週の新着目録です。少女コミック3冊とマーガレット計4冊。少ないですね(^_^;)。すべて1969年です。

 まずは小学館「少女コミック」3冊。週刊と別冊(月刊)に分かれる前の1969年のものです。

 

 「少女コミック1969年5月号」。この時期とじ込み付録が多し。青池保子、細川知栄子、細野みち子、里中満智子等、講談社系の作家も多く見受けられる。イラストや絵物語系なので無問題なんでしょうか。
 菅原わたる「死を呼ぶバイオリン」が半裁で15ページ程度の作品ですが気合入っていて良い感じです。谷ゆきこ「そよ風はみどり」はボーリングもの。

 

 

 続いて「少女コミック1969年6月号」。上原きみこ「愛馬エンゼル」乗馬もの、大岡まちこ「水色のちかい」水泳、花村えい子「青春のレガッタ」ボート競技、さがみゆき「古井戸の怪」ホラー。この号もスポーツもの多いなぁ。

 

 

 「少女コミック1969年7月号」。細川知栄子のピンナップ。オレシワ強いのでご注意。田中美智子「白いスマッシュ」卓球もの。谷ゆきこ「涙のV字バランス」体操競技。百田てるよ「弾丸アタッカー」バレーボールもの。

 ちなみに上記3冊で乗馬3、陸上リレー2、ハイジャンプ1、体操競技2、ボーリング1、水泳2、ボート競技1、卓球1、バレーボール1と計11作品がスポーツものでした(^_^;)

 

 

 

 週刊少女マーガレット1969年25号です。巻頭シールは、わたなべまさこ、本村三四子、浦野千賀子、川上典李子、鈴原研一郎、藤原栄子、忠津陽子、丘けい子。
 新連載は2作品、丘けい子「カリブの女海賊」と岸裕子「愛は罪をこえて!」。遠山啓子「インディアンの恋歌」は読み切り作品。

 

 デラックスマーガレットは1969年夏の号。西谷祥子の異色作「不良少女」は単行本未収録です。

 今週はこんなところで〜。来週はまた同人誌かな(^_^;)

 

 

2021年
6月5日(土)
天気(曇)

 

 

 だんだん暑くなってまいりました(^_^;)

 今週の新着目録です。資料系と同人誌です。

 まずは資料系。

 

 2005年の第50回小学館漫画賞の際に関係者配布された冊子。歴代の受賞作品の解説と漫画の歴史年表付き。

 

 2001年7月〜9月に弥生美術館で開催された「戦後の少女まんが史パート2 倉金章介 上田としこ 今村洋子展」の図録。各作家の略年表と作品リスト付き。オマケで原画展の開催チラシ付き。

 東方通信社発行、雑草社『ぱふ』の総目次本。創刊から1986年までのものを収録しています。続刊はあったかどうか不明。

 お次は個人誌。

 

 もとやま礼子「白い影」。表題作他「20歳の憲法記念日」「オレのきらいな暁三へ」「鬼っ子きっこ」を収録。作品リスト収録。解説は矢代まさこと松本るい。

 1984年4月発行、猫乃都(児嶋都)「TATTOO 2」。イラスト&近況本。

 

 木馬館発行「木馬館SPECIAL NUMBER」。いにしえの青焼きコピー誌。松苗あけみは表紙だけ(^_^;)。

 

 1985年5月発行「PEACH SHERBET」。石巻雄詩(松原香織)、美須久茶維(楠木みつぐ)、中村まなぶ、
有瀬美帆、杏夢とメンバーは微妙に良い。

 

 1986年7月発行「MANDARAGE(漫陀羅外)」。富山大学漫画同好会の残党が発行(^_^;)。メインの倉嶋圭は80年代から90年代にかけて白泉社や秋田書店で活躍したマンガ家。倉島圭とは別人なのでご注意を。

 

 山田ミネコとアシスタントと周辺で出した「インターミッション」。河内実加、厦門潤、JETなど参加。

 

 どじ(中村博文)の漫研次元発行、「DIMENSION 35」コピー誌・グループ誌なんだけどほとんど中村博文の個人誌みたい(^_^;)。発行日の記載がないのだけれど高松FAN・CON&岡山Ring On Circleのレポート内容から発行日は1984年夏頃と推定。

 

 1975年7月発行「スクラップ 創刊号」。高崎良と高見典子の2名がなかなかの実力だった。高見典子の方はその後小学館の学年誌などで活躍したが、高崎良の方はちと不明だった。

 

 ダイヤ倶楽部発行の「ダイヤ食堂 第3號」。古い「漫画の手帖」ファンには懐かしい、坪内麻貴、ジンリュウチカコ(神竜知佳子)の名前が見受けられます。神竜知佳子さんどうしていますでしょうか?

 今週はこんなところで〜

 

 

2021年
5月29日(土)
天気(晴)

 

 

 緊急事態宣言は再延長されましたが、低床面積の古本屋に関しては制限が緩和されたので6月1日より営業を再開いたします。今後とも宜しくお願いいたします。

 今週の新着目録です。付録漫画1冊、なかよし1冊、少女クラブ3冊。少なくてすみません(^_^;)

 

 なかよし1963年4月号付録、竹中セツ子「チビッコ校長」。白ばら洋裁学校ののご令嬢がママの代理で校長になって大活躍という連載作品です。竹中セツ子は見ての通りわりかし達者な方ですが、わずか数作品しか作品が発見できません。別名義が存在するかどうかも今の所詳細不明の謎の作家です。

 

 

 なかよし1967年9月号。松尾美保子「ガラスのバレーシューズ」。連載もだいぶ後半です。大和和紀「リビエラの天使」、平田真貴子「こまっちゃうナ」。どちらもデビューしてまだ間もない初期の作品です。

 

 

 少女クラブ1955年12月号。手塚治虫「リボンの騎士」。水野英子「しつれいね」4コマ作品と「ルミちゃんのおつかい」1ページ12コマ作品ほかカットが掲載されている。水子英子のデビュー作というのは未だに判然としないが投稿カットを除けばこの作品が漫画デビューとなるかもしれない。もっとも作家自身がどう捉えているかが重要ですが(^_^;)

 

 

 少女クラブ1956年4月号には手塚治虫「つるの泉」最終回と水野英子「おちゃめなルミちゃん」1ページが掲載。おそらく初めてのカラー作品と思われるが、おそらく彩色は本人ではないと思われます。

 

 

  

 

 少女クラブ1961年1月号。東浦美津夫「夕月の山びこ」、石森章太郎「にじの子」新連載、武内つなよし「わんウェイ通り」、水野英子「星のたてごと」掲載。

 今週は少なくてすみません。来週は同人誌の予定です(^_^)/

 

 

 

2021年
5月22日(土)
天気(曇)

 

 

 コロナは相変わらずの状況です。関東地方は雨模様でこのまま梅雨入り宣言しそうな感じです。

 今週の新着目録です。先週に引き続き貸本漫画。短編誌は1冊で個人誌は12冊。

 

 短編誌は文華書房「陸海空 一等兵」です。戦記物の短編誌で一等兵というのは多分1巻的な意味合いかと。ヒモトタロウ「陸軍潜水艦ゆ号」と団鉄也「殺しや分隊」の2篇を収録。団鉄也は「新戦艦大和」とか「海底軍艦」のコミカライズとか兵器物ではちょっと有名。

 

 今週のおすすめ的なのがこれ。左馬一平「悲恋三万石」。貸本漫画としてはえらく大人向けの描写があるのが有名。しかしエロ描写だけでなく作画も設定もわりかし大人向けにきちんと作られている。大したもんである。財政困窮にあえぐ川間三万石、しかしなぜか隣の藩の塚田五千石は財政が豊かであった。その秘密を探るために家老の娘梢が隠密となって塚田藩に潜入した。塚田藩の秘密とは…。

 こちらも左馬一平の「赤とんぼ」。戦国時代、死神により不死となった浪人が戦国の世を手中に収めようと暗躍するが…。130年の後、男は世の無常を感じて…。

 あまり評価されていない左馬一平ですが、店主はかなりお気に入りなのです(^^)

 下山長平「イナズマ君 死の決闘の巻」です。少年画報社版「イナズマ君」とはどういう位置づけなのかは、店主がこちら方面詳しくないのでさっぱり不明(^_^;)。

 鹿野はるお「妻恋ざくら」。A5版貸本末期ですが、この頃になると鹿野はるおも絵がまとまってきます。

 

 ちょっと変なホラーやちょっと変なSFを描く西たけろうが描くちょっと変なラブロマンス。デザイナーの鏡子が愛した青年は、幼い頃の記憶喪失で親は行方不明、飼っている馬は人語を解し霊感占いまでやってのける(^_^;)。そして青年の母親とおぼしき女性に出会った瞬間悲劇が訪れる。

 

 黛順子「恋の花咲く日まで」。黛ジュンを借りてきたようなペンネームで、だいたいこのようなケースでは作者は男です(^_^;)。ちなみに表紙は本人ではなくみやわき心太郎の画です。本人の画はなんとなく立美八景に似てるのですが、どうなんでしょうか(^_^;)。

 今週はこんなところです。

 

 

2021年
5月15日(土)
天気(晴)

 

 

 色々とご心配をおかけいたしましたが、網膜剥離の方の経過は順調です。手術の際に眼球内に充填したガスも残り1割位で来週明けにはすっかり抜けて正常に戻りそうです。

 まずは「漫画の手帖 81号」通販のお知らせです。

こちらをご確認の上、ご注文ください(^_^)/

 今週の新着目録です。貸本短編誌が1冊、貸本が10冊です。

 短編誌は文華書房「月夜 6集」。当初、池川伸治、松下哲也、宮本ひかる(杉戸光史)の3名でスタートした「月夜」ですが、松下哲也が抜け、さがみゆき、川辺フジオ(郷力也)が加わりと変遷していきます。

 

 池川伸治「宇宙神」収録。父親からもらった宇宙神のお守りを身に着けた久美に不思議な起きる…。他に尾頭良のデビュー作「レモンの味」も収録。

 池川伸治が3冊。

 

 池川伸治「うばすてやま」。現代の姥捨て山を描く社会風刺かと思ったら全然違った(^_^;)。陰気な性格を治すため少年が始めた治療は人を殴ることだった!? 誰も思いつきそうもない話だ(^_^;)

 

 池川伸治「フローラと獣 フローラの巻」。原作付きです。京・速(きょうはやみ)という原作者は当時高校生くらいの女性だったそうです。現在は風媒花というハンドルネームでブログをやられております。

 

 池川伸治「奇母・奇墓」。娘の一念により墓場から甦った母(^_^;)。それにしてもこのタイトル、なんて読むんだろう。「きぼ・きぼ」? 「きはは・きはか」。正解がわからない(;´Д`)。ちなみに落書き多数なんでご注意を。

 

 金田君子(上原きみこ)「雪どけ道で」。3人のユカと呼ばれる少女のお話。1974年の別冊少女コミックで舞台を外国に移してリメイクしております。

  

 全国児童作曲コンクールで一位を取る天才少女芹沢あけみには父親が殺人犯という負い目があった。ある日あけみのクラスに同じ作曲コンクールで次席の南茂が転校してきた…。半欠け2枚の難ありです。

 

 

 川辺フジオ「恋のしずく」と「GO GO ミチとユリ」。川辺フジオ(郷力也)はポエムを入れたり、大ゴマ使ったりとなかなか少女漫画としてのセンスも上々です。まさか将来あのような漫画でブレークするとは思いもよりません(笑)。

 

 国分正三「給仕忍法帖」。国分正三については全く不明。絵はわりかし達者ですが、コマ割りが妙に細かくてちょっと変わった雰囲気です。作家で調べてもわずか2作品しか出てきません。うーん。

 

 こやまようこ(小山葉子)「ミッチは17才」。わりかし濃ゆい作風で店主はちょっと好きです(^^)。

 

 濃いと言えばこの人も濃い(^^)。立美八景「世界は二人のために」。タイトルは当時はやった歌謡曲。時代を感じさせます(^^)。

 今週はこんなところで、来週も貸本の続きです(^_^)/

 

 

 

2021年
5月11日(火)
天気(曇)

 

 

 都のコロナウイルス感染拡大防止における休業協力に対応して5月12日〜31日まで店舗の休業を延長いたします。ご不便をおかけして申し訳ありません。なお通販に関しては通常通り行います。

 原画展などのイベントに付きましても、緊急事態宣言が明けましたら、徐々に開始したいと思います。

 よろしくお願いいたします。

 

2021年
5月8日(土)
天気(晴)

 

 

 現在退院して、自宅療養中です。経過は非常に良好です。通販に関する業務は10日から再開できそうです。ただし店舗に関しては緊急事態宣言が延長される可能性もあり、現時点では対応を決めかねる状況です。

 はっきりしましたらまた告知いたします。よろしくお願いいたします。

 

 

2021年
5月1日(土)
天気(晴)

 

 

 緊急のお知らせです。現在店主は右目網膜剥離により入院しております。幸い経過も良好で退院も間近ですが、1週間ほどはあまり眼や姿勢の位置を動かすことが難しいため、店舗および通販の作業を5月11日まで休止させていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫びいたします。一刻も早い復帰ができるよう努めたいと存じます。

 

2021年
4月24日(土)
天気(晴)

 

 

 コロナ収まりません。東京都から当店のような小規模店舗に対しても休業の協力要請が出ており、4月25日(日)〜5月11日(火)まで営業を自粛いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。なお通販に関しましては通常通り行います。

 今週の新着目録です。ここんとこ、少なくてすみません(^_^;)。雑誌1冊単行本5冊、付録1冊です。

 

 なかよし1971年4月増刊号。里中満智子「コミック天使」の総集編掲載。マンガ家を目指す女の子が主人公の少女漫画はこれが初めてかもしれません。萩尾望都「かたっぽのふるぐつ」。公害問題を取り扱った作品。なかよしでの最後の作品となりました。巻末はイケスミチエコ「なぞのシトロエン」。

 パリ人肉殺人事件の佐川一政が描いた漫画「まんがサガワさん」。内容的には「霧の中」の漫画版だと思っていただけたら(^_^;)

 坂口尚「電飾の夜23:59発」。表題作は描き下ろしでちょっとホラー色が強いです。

 

 松久由宇「タイムフライト」と「風の戦士」。作者のSFワールドを堪能できる2冊です。

 くらもちふさこ「おしゃべり階段」。当店初入荷(^_^;)。いままで入荷したことがなかったことに店主が愕然としている(笑)

 小学四年生1959年12月号付録、根岸こみち「母を呼ぶ声」。連続ものの最終話(3話目)です。海外児童文学の原作付きのような雰囲気ですが、一応オリジナルのようです。根岸こみちは昭和23年ころのデビュー(詳細不明)で昭和45年ころは山櫻名刺のキャラクターデザインなども手掛けた方です。


    株式会社 山櫻 から引用。左がやまちゃん、右がさくらちゃん。二人併せてやまざくら(^^)

 ちなみにテレビCMもありました。

 

 

 

 

2021年
4月17日(土)
天気(雨)

 

 

 また週末雨ですね(^_^;)

 今週の新着目録です。今週は新刊単行本1冊と付録・全プレもろもろ。

 先日北冬書房より発行した、うらたじゅん「本の匂い 猫の足音」です。限定100部発行です。新刊本で少部数入荷しましたのでお早めのご購入を。

 別冊少女コミック1976年1月号増刊ちゃお付録「1976年ポーの一族カレンダー」です。週めくりカレンダー(イラスト4種)で愛の星占いなんてのもついてます。

 りぼん1976年2月号付録「超ワイド恋占88シール」。一条ゆかり・田渕由美子・太刀掛秀子・みよしらら・篠崎まこと・内田善美・陸奥A子・山本優子・のがみけい・久木田律子・弓月光・金子節子・坂東えり子・汐見朝子。裏面に占いが描かれているそうです。

 LaLa付録(号数不明)、大島弓子「チビ猫 ふうとう・シールセット」。封筒が6枚ついてます。おそらくレターパッドは欠(^_^;)。

 こちらもLaLa付録(号数不明)、大島弓子「チビ猫 カード・ふうとうセット」。カード1枚、封筒1枚です。

 今度は全プレ。LaLaでおそらく1980年ころのもの。大島弓子「チビ猫 ビニールバッグ」。下の画像は送付用封筒。封筒を見るとおそらくペアだったようなんですが、今回入荷は1点のみしかありません。

 花とゆめ1976年2号〜3号応募全プレ、山岸凉子「ワンツースリーファイル「One」」。もともと「One」が山岸凉子、「Two」が和田慎二、「Three」がこやのかずこの3点セットだったようなんですが、とりあえず「One」のみ(^_^;)

 花とゆめ1975年ころ?。山岸凉子「レターパッド」。これのみだったのかセットの一部だったのかの詳細不明(^_^;)。

 

 

 こちらも花ゆめ全プレで詳細不明。和田慎二「ピグマリオ バインダー」と和田慎二・高口里純「ファッショナブル・ペアセット」。

 

 B4サイズの複製原画で山岸凉子が2点と木原敏江が1点。白泉社HMC(花ゆめマンガ家コース)の投稿原稿を返却するさいに添付された指導用の複製原画です。脇に鈴木光明の指導用解説がついてます。

 駸々堂発行の竹宮恵子「パセコンポぜ 1980年カレンダー」15枚セット。てっきり駸々堂発行の「パセコンポぜ」という画集の付録かと思ったのですが、発行時期が微妙に違います。付録だったのか販売物だったのかがよくわかりません(^_^;)。

 今週はこんなところで(^_^;)。

 

 

 

 

2021年
4月9日(金)
天気(晴)

 

 

 今週は10日土曜日を臨時休業とするため1日早い目録更新です。

 今週は同人誌。個人誌4冊とグループ誌2冊。すっ少ない(^_^;)

 

 津雲むつみを守る会発行「アクエリアス 1」。1973年8月発行と随分と古いファンクラブの会報です。文章のページはおそらく活字組より印刷かな。

 

 沢田翔「かっぱまき」。1983年9月発行。

 

 フィリピアナ本舗発行「突発病付美少女本2」。マジカルエミ、魔界転生、もえるお兄さん、ガンダムZZ、クリーミーマミ、デビルマン他、エロ系二次創作誌。本来はグループ誌ですが、今号はほぼとっぱち(神塚ときお)の個人誌?(^_^;)

 青木光恵「くままんま」。刊記不明(^_^;)

 

 

 チャンネルゼロ工房発行「あらん そして彼の友だち」。こちらはみねぜっと(峯正澄)の個人誌みたいな作りですが、一応グループ誌。いしいひさいちも枠線引きで参加しているようです(笑)。チャンネルゼロ工房が設立された1974年の11月発行。おそらく通巻で2冊目か?

  

 グループ・ティンカーベル発行「アスケロン 6」。I.N.U(豊島U作、くあTERO、織田武士、白尾美鹿(石黒久人)、よしき志信、川猫めぐみ、亜鬼他讃歌。目次が漫画になっている(^^)。

 今週は少なくてすみません(^_^;)。

 

 

2,021年
4月3日(土)
天気(晴)

 

 関東地方今日は良いお天気ですが、明日はまた崩れそうです(^_^;)

 今週の新着目録です。

 光文社「少女1957年3月号です。古い雑誌ですがコンディション的にはマアマア。

 

 手塚治虫「母の眼ばなし」読切と谷川一彦「ほくろが三ッある!」連載。谷川一彦は商業誌で初めて原爆を扱った「星は見ている」で有名です。この作品も原爆がテーマという噂があるのですが、店主は全編を読んでいないので、未だに確認ができておりません(^_^;)

 

 東浦美津夫「白菊ちゃん」。この頃の絵がとても可愛い(^^)。横山光輝「一ばん星の歌」最終回です。

 

 永島慎二「愛犬タロ」と橋爪健・つげ義春「はしれ!ほろバス」。原作の橋爪健は詩人で、児童文学も書いていた方。

 横山まさみち(雅通)「星から来た少女」こちらも最終回です。

 

 動物の話だけで作った同人誌「グリーングラス」。メンバーは石塚荘か作画グループ関連か?。中田雅喜「みやわきさんにきいた話」。なかなか興味深いエピソードでした(^^)

 

 小野ぬい「マウの子守歌」と狩鷹明「人類みな兄弟」。小野ぬいと狩鷹明は姫川明というユニット名でゼルダの伝説のコミカライズなどをやったりしておりました。

 

 仙台から発行された「漫画スマッシュ」1979年8月創刊号。商業雑誌的な体裁ですが、内容的には同人誌です。「不思議な仲間たち」と同じように商業ベースを目指していたようです。情報はまったくなく掲載作家も詳細不明。編集者の早坂照明は後に朝日ソノラマの「マンガ少年」でデビュー。次号の予告が掲載されているが発行されたかどうかも含め詳細不明です。

 内田善美「星くず色の船」。久しぶりの入荷です。

 

 おーなり由子「ともだちパズル」と「六月歯医者」。いまではすっかり絵本作家ですが、とても素朴で懐かしい絵を書く方でした。

 ペーパームーンコミックス、佐藤史生「春を夢見し」。佐藤史生も亡くなってすでに10年経過してしまいました。時が経つのは早いなあ(T_T)。

 白倉由美「グレーテルの記憶」。切ないというかイタイというか、今でもずいぶんとノスタルジックな気持ちにさせる作品集です。

 

 



東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮