昨日あたりから涼しくなりました。過ごしやすくて身体が大変楽です。でもまあこの涼しさも2,3日で終わりそうです。来週からまた暑そうです。皆様も熱中症には気をつけましょう。
今週の新着目録です。先週の予告で雑誌をやると言っておきながら、付録マンガになっちゃいました(^^ゞ。すみません。
まずは定番のりぼんカラーシリーズから。
左上、牧美也子「火の花の丘」。右上、武田京子「君がいるかぎり」。下、保谷よしぞう「銀のカンテラ」。
松本零士のりぼんカラーシリーズも2冊童子入荷。左が「まき毛のロン」、右が「赤毛のひとつ」。
更にりぼんカラーシリーズよりも出にくいなかよしブックの松本零士も2冊入荷。左がなかよし1967年12月号付録「白夜のリンナ」。右がなかよし1968年12月号付録「クレアの湖」です。こうやって見ると松本零士の少女マンガは動物ものばかりですね。
なかよしブックはもう少しあります。
左上、なかよし1966年5月号付録、中島利行「あしながおじさん」。右上、なかよし1966年8月号付録、楳図かずお「へびおばさん」。下、なかよし1969年8月号付録、牧野和子「見えない悪魔」。
「なかよしブック」は、B6版130ページの装丁で、集英社りぼんの付録「りぼんカラーシリーズ」の対抗馬みたいな存在でした。しかし「りぼんカラーシリーズ」のような通巻表記が「なかよしブック」には無かったのと、そもそも「なかよしブック」自体が古書としてあまり流通していないため全貌がはっきりしません。
店主からすると楳図かずお作品は沢山見るけどそれ以外はよくわからないという印象です。一応最低でも48冊は存在することだけは確認していますが、それ以上の資料が何もない状態です。「なかよしブック」のリストでも作ってみたいとは思いますが、今の流通量考えると道程はかなり遠いです(^^ゞ。
他もちょっと紹介。
講談社「少女クラブ」から、細川知栄子が2冊。左が1961年10月号付録「母の名よべば」。右が1962年2月号付録「ふたりの白鳥」。
光文社「少女」から「姉妹ふたり/チャコちゃんの日記」が2冊。上の両画像は1962年9月号付録のもの。表面裏面どちらからも読める装丁になっています。
左は講談社「たのしい四年生」1958年6月号付録、牧かずま「クローバーひめと赤いチューリップ」。右は小学館「小学一年生」1964年9月号付録、赤松セツ子「しらゆきひめ」。
最後はちょっと新し目のやつ。
なかよし1972年11月号付録、マスコットなかよしアップルシリーズ、イケスミチエコ「お見合いマル秘手帳」。マスコットなかよしアップルシリーズはB5版の大きめの付録マンガのシリーズですが、こちらもシリーズ全容ははっきりしません。
今週はこんなところで。来週は一応雑誌の予定です。うまく行けばセブンティーンを…