先週の体調不良に引き続き何だかよくわかんない体調です。単にやる気がないだけか(^^ゞ。
今週は貸本漫画個人誌17冊〜。大物はいませんが中堅どころの絵の上手い人が今回多いです。
京山アリサ「花散る峠」です。京山アリサは少年物ではおだしょうじ名義で描いていた方です。絵柄もちょっと少年ものっぽいところがあります。
藤江ふみお「母の嫁ぐ日」。シングルマザーの娘がいる家庭とシングルファザーの息子がいる家庭が隣同士でくっつくというぶっちゃけたお話。絵柄も可愛くてテンポも良いので楽しめます。ただしコンディションはいまいちです(^^ゞ
細野みち子「母の子守歌」。今回紹介する作者の中では一番知名度は高いかも。
木内千鶴子「青空にこだまして」。父親の仕事が落語家であることに強いコンプレックスを持った女の子が主人公。今だったら自慢できると思うんですが、当時はそんなもんかもしれません。
夏川ちさと「あの子は泣いていた」。夏川ちさとは池川伸治の少女マンガものやる時の名義です。絵柄は全然変わらないのですがね(笑)。
大石良平「折鶴の願い」。短い期間に絵柄がイロイロ変遷する大石良平です。上手いのか上手くないのか何度見てもよくわからない。実に判断に困る絵柄(笑)
浅丘ルリ子「お嬢さん別荘」。どこかの有名女優と同じペンネーム(^^ゞ。でも絵柄はとってもかわいい。これでもうちょっと絵柄を活かしたマンガ描いてれば成功したんじゃないかなァー。別名義がありそうな気がするのだけど今んトコ不明です。
鳥海やすと「花の舞姫」。りぼん誌なんかでも活躍した鳥海やすと。さすがに絵はうまい。
林栄子「しあわせの花園」。林栄子は貸本や雑誌で結構キャリアのある方。後半時期は、はやし栄子名義でユーモア漫画が多かったのですが、普通の少女マンガの絵柄が可愛くて好きです。
星明子「幸せがいっぱい」。星明子という人はサッパリわかりません。名前的には星飛雄馬の姉と同じ名前なんです。いやそれだけなんですが(^^ゞ。
森安直哉と平村文男の二人誌。表題作と中身は連動してません。森安直哉「星の流れる町」収録。
大鹿ひであき「おさげ髪の少女」。アニメーターとしてはみなしごハッチで有名な大鹿日出明です。絵は独特の可愛さがあります。
岡野ルミ「スポーツカーの母」。岡野ルミもよくわからないのですが、絵柄的には男性マンガ家の別名義のような気がします(^^ゞ。
小林健一「ゆめの細道」。集英社系でもちょっと活躍していた小林健一です。ひm割ブック80番です。2桁番台は最近あまり見なくなりました。
金龍出版&金園社の虹文庫・山谷ルミ子3冊。「長いまつ毛がぬれていた」「カッコいい少女」「遠く消える流れ星」。山谷ルミ子もちょっと癖のある絵柄で個人的には好きです。ちなみにこの虹文庫の表紙には谷ゆき子作画のものがあるのですが、いまだにどれが谷ゆき子という確証がつかめなくて見るたびに迷います(^^ゞ。
来週はまた続きで貸本漫画アップします〜。