暑さは相変わらず。気温がどうのこうのよりも湿度が高すぎる。動くと汗が止まらない(泣)
今週の新着目録です。ちょっとだけ頑張りましたー! 古めの雑誌は、週刊マーガレット1963年代が4冊、別冊マーガレット1967年が1冊、1968年が1冊、りぼんコミックスが2冊、りぼんコミックが2冊、別冊少女フレンド1967年が1冊、1968年が1冊。単行本はセット物中心です。
週刊マーガレット1863年代が4冊。1963年というのは週刊マーガレットが相関された年です。この頃の表紙は外国の金髪の少女をモデルに使うのが定番でした。別冊マーガレットの方は随分と長く外国少女をモデルに使い続けますが、週刊マーガレットの方は1年くらいで外国モデルの使用をやめてしまいます。来月発売される「マーガレット」に創刊から50年分の表紙を収録した付録がつきます。一覧にするとどんな感じで表紙が変遷したか判りやすくて良いですね。来月の発売が楽しみです。
上は1963年8号掲載のわたなべまさこ「バラ姫ものがたり」カラーの絵物語です。
こちらは1963年19合に掲載のグラビア。森下洋子ともう一人バレリーナがいるのですが、もう一人が誰だかは不明(^^ゞ
上の画像はどちらも1963年24号。左はわたなべまさこ「亜紀子」です。扉上に”新れんさいまんが”とありますが、これが新連載の号ではありません。おそらくこれは連載2回目。ややこしいですね。右は水野英子「すてきなコーラ」。こちらは間違いなく新連載の回。
別冊マーガレットはこちらの2冊。1967年10月号と1968年11月号。
りぼんコミックスも2冊。左が創刊号の1968年1月号。右が創刊2号目の1968年3月号。
この雑誌の基本的なウリは世界の名作をコミカライズするということ。
創刊号には、牧美也子作画で「風と共に去りぬ」。
2号目は北島洋子「若き日のハイデルベルク」。これってどんな作品だっけと思って調べたんですが、一般には「アルト・ハイデルベルク」と呼ばれる作品のようです。アルトというドイツ語は一般的には”古い”とか”懐かしの”と訳すのですが、これを”若き日の”と訳したのがちょっとイイかなと思います。
先ほどのりぼんコミックスとは一文字違いのりぼんコミックです。ややこしいですね。こちらは普通にりぼんの別冊というスタイルで出ていましたが、右の1971年3月号で休刊しました。
上はりぼんコミック1971年3月号のりぼんコミックまんがスクールの記事です。金子節子と市川みさこの名前が見受けられます。
別冊少女フレンド2冊。左が1967年6月号、右が1968年5月号。
上はどちらも1967年6月号のもの。左は青池保子「かぜはどこへ」読切。この作品はブラッドベリの短編「風」が原作というか、原案のものです。主人公が男性から女性に替わっていますが、アレンジ的にはなかなかうまいです。右は楳図かずお「雨女」。楳図かずおのカラー絵って怖さ引き立つなぁといつも思います。
こちらは両方共1968年5月号のもの。左は青池保子「水色のマリーナ」。右は谷悠紀子「星はきえても」。
以下は単行本。時間がないので簡単に(手抜き!)。
立原あゆみ「うさねこちゃん」。2巻目がなかなか出て来ません。
左がりぼんマスコットコミックスで、みをまこと「キノコ・キノコ」全5巻。とにかく5巻目がやたらと出にくいです。ようやく5巻目が入荷して晴れてセットで販売出来ました。右は、上原きみこ「こちら愛” 応答せよ」。少女漫画で登山ものという珍しい作品。
ところはつえ「ちびブタプチブー」全2巻。こちらも2巻目が出て来ません。
ひさしぶりの入荷、川崎苑子「あのねミミちゃん」全4巻と「りんご日記」全6巻です。
最後は竹宮恵子「地球へ…」全5巻。朝日ソノラマは大判ムックをずいぶん長く売っていたので通常の新書版は多分これが最初になるかと思われます。
最後は毎度恒例「漫画の手帖」。今回も飽きずに店主の雑文掲載。今回店主の雑文は、ページ数が変則なので、本体ではなく差し込みの別冊の方に掲載されています。夏のコミティア売りです。見かけた方は是非どうぞ。
来週は1巻完結か端本の単行本、もしくは雑誌に逃避の予定。相変わらず予定は未定でナニブンよろしくです。
ところで8月のお休みですが、通常の日曜日以外に6,7,8日に3連休を頂きます。ちょっと京都へ遠征した参ります(^^ゞ。逆にお盆期間中は営業の予定です。後半は微妙に不明です。
てなわけで、来週もお楽しみに〜。