神保町裏通り日記
 
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2015年
6月27日(土)
天気(曇)

 

 

 気温はそれほどではないけど蒸しますね〜。寝不足なのか頭がぼーとします。

 今週の新着目録です。雑誌いろいろと単行本少々です。

 雑誌は別冊少女フレンドとコンディション悪いジャンクっぽいのが多いです。

 

 

 別冊少女フレンド1967年4月号です。左下は細野みち子「ふたりぼっち」。右は、青池保子「風と子もり歌」単行本未収録です。「風と子もり歌」は、なぜか青池保子の公式サイトにも掲載情報が無いですね。なんででしょうか?

 

 別冊少女フレンド1970年5月号。青池保子「わたしはクレオパトラ」単行本未収録です。

 別冊少女フレンド1971年7月号。青池保子「新婚さん こんにちは」単行本未収録。なぜかこれも公式サイトに情報がない。

 

 週刊少女フレンドは、1963年3月3日号が1冊。

 今回少女フレンド系以外は、りぼんが4冊、少女ブックが1冊、少女が2冊。ジャンク品が多いです。表紙が無かったり、巻末が欠落したりしております。ご購入の際は注意してください。

 お次は単行本。西谷祥子が結構入荷。

 こちらは花とゆめコミックス「気がちがい荘の住人達」です。いちおう初版なんですが、以前販売したものと表紙が違います。

 以前販売した奴は、こちら。実はこちらも初版です。再版になってカバーが変わることは珍しくないのですが(ティーンコミックスデラックス等)、同じ初版なのに表紙が違うということは珍しいです。西日本版と東日本版という説もあるみたいですが、今のところ2種類ある理由は不明です。

 こちたは、花とゆめ版「ギャングとお嬢さん」。こちらの花とゆめ版も初版に2種類表紙があります。なんでこんなことになったんでしょうね。

 

 他に西谷祥子には、サンコミックスストロベリーシリーズで「おみなえし」。集英社漫画文庫で「エンジェルロック」が入荷。後は売切補充多しです。

 他は杉本啓子が3冊。

 

 

 

 今週はこんなところで〜。

 来週は雑誌の予定。少女フレンドの増刊系もしくは小学館の学年誌になるかも。

 最後におしらせ。

 「漫画の手帖 TOKUMARU12号」が出ました。今回も店主の雑文付きです。えーと、わたなべまさこ「聖ロザリンド」のことに関してちょっと書きました。

 ではではまた来週〜。

 

 

 

 

2015年
6月20日(土)
天気(晴)

 

 

 梅雨の晴れ間〜♪

 今週の新着目録です。久しぶりの普通の単行本。かなりバラバラ(^^ゞ

 まずは若木書房から。

 

 ティーンコミックスで、細川知栄子「泣くなパリっ子」1巻と3巻。残念ながら2巻が未入荷。コンディションは非貸で結構良いのですが、ちょっと残念なことにカバー表紙側の左上がちょっと退色気味。1巻はピンク、3巻はオレンジ色がちょっと薄くなっております。1巻2巻はともかく3巻がナカナカ出ないのです。

 お次はティーンコミックスデラックス「えび天いか天愛して〜ん」。この作品を読むたびに「海老の踊り揚げ」というのはどういう調理方法なのか店主は悩むのです(^^ゞ

 

 左は坂本ミドリ「まいどおおきに!」。カッペで山ザルの今二美代(いまにみよ)ちゃんが、ストロベリー社の化粧品で美少女に大変身。ドタバタギャグ系です。
 右は巴里夫「よ〜いドン!」

 お次はマーガレットコミックス。

 

 左は鬼丸ちひろ「その名は白雪先生」。鬼丸ちひろの作品ってこれ以外知りません。右は田中雅子「愛あれば…」。今回は紙カバ版。

 河あきら「故国の歌は聞こえない」全2巻です。今回はちょっとカバーコンディション悪目です。

 

 左は川崎苑子「りんご日記」全6巻。今回は2セット入荷。右は「土曜日の絵本」全6巻。

 

 左は「麦子さんの時間割」全3巻。右は集英社漫画文庫で「銀色の童話」。「銀色の童話」の方はちょっとカバーのシミが目立ちます。

 市川みさこ「しあわせさん」全6巻。背の退色がちょっと強いので安めの値段で〜。

 

 りぼんマスコットコミックスの千明初美「蕗子の春」、「いちじくの恋」、「バイエルの調べ」3冊入荷。ただし残念なことにこれも背の退色強めです。なのでちょっとお安め価格。

 

 左は山岸凉子全集25「グリーン・カーネーション」。ミシェル・デュトワ・シリーズがまとまって読めます。最終話の「アルゴーノート」は、いまのところこの単行本にしか収録されておりません。
 右はわたなべまさこ名作集で「炎のカメリア」 。原作はウィリアム・アイリッシュ「黒衣の花嫁」。併載の「6月の花嫁」も同じくウィリアム・アイリッシュ「死者との結婚」が原作。

 

 左は潮コミックスで、倉多江美「静粛に、天才只今勉強中!」全11巻。右はプチフラワーコミックで、森脇真末味「ブルームーン」全5巻。

 残りはホラーがちょこちょこ。

 

 左上レモンコミックスで、森由岐子「さやかと和香」。右上ひばりヒットコミックスで、さがみゆき「お墓に手首と指三本」。「お墓に手首と指三本」は、もともと貸本時代の作品で、そのまんま再販していると思ったのですが、よくよく比較すると、微妙に修正がはいっています。さすがにそのまんま載っけるのは記が引けたのでしょうか。
 下は秋田書店ホラーコミックスで古賀新一「呪われた吸血少女」全2巻です。

 今週はこんなところで、来週はまた雑誌色々の予定です。難あり特価本も出す予定です〜。

 6月21日追記。

 忘れてました(^^ゞざちおさんのお仕事情報。

 

 少年画報社「ねこぱんち 笹の葉号」6月15日発売に小谷あたる(ざちお)「ねこさんぽ」が掲載されてます。今回の号で3回目です。応援よろしくです〜。

 ついでに古本屋の新規オープン紹介。

 荻窪のささま書店から独立開業「古本案内処」さんです。場所は中野駅から中野サンモールを突っ切って中野ブロードウェイも突っ切って、早稲田通りは渡らずに右に曲がって1分の場所です。ジャンル問わずにいろいろな扱いがあるのはささま書店譲りです。中野にお寄りの際には、ぜひお立ち寄りください。

 ではでは〜。

 

 

 

2015年
6月13日(土)
天気(晴)

 

 

 まったくもって暑いです。

 今週の新着目録です。ようやく雑誌に取り掛かれた(^^ゞ。なかよし増刊のデラックス版とか週刊少女フレンドとか、デラックスマーガレットの創刊号とか、別冊りぼんとか劇画タカラヅカとか珍しいもの多めです。

 

 

 なかよし1967年冬の増刊号デラックス版です。例のでかいA4サイズのやつです。里中満智子「レナのなみだ」。多分恐らく単行本未収録(^^ゞ。
 巻頭ピンナップは、松本零士・牧美也子コンビ。合作じゃなくて別々に描いております。

   

 主婦と生活社「劇画タカラヅカPart2」です。巻頭のピンナップがやたらと切り取られている事が多い雑誌ですが、今回のものはきちんとピンナップ付きです。わたなべまさことか井手ちかえとか細川知栄子とか色々と単行本未収録です。

 

 内藤洋子の表紙が可愛らしい「別冊りぼん1966年夏の号」。牧美也子「火の花の丘」掲載です。

 

 

 週刊少女フレンドはこちらの4冊です。今回は4冊とも新規入荷です。

 光文社「少女」は久しぶりの入荷ですね、1961年10月号です。高橋真琴「プチ・ラ」や、武田京子「なっちゃん」掲載。

 

 「別冊少女フレンド1971年9月増刊号」です。新人特集号ですね。ちょっと気になったのが光崎千明(こうさきちあき)。「タマとトム」という作品、タマというネコを人間の女の子にしちゃう器械が出てくるコメディタッチのSF作品です。絵のセンスが凄く良いので以前から気になっていたマンガ家さんなんですが、作品数的にはあまり残さなかったようです。

 デラックスマーガレットの創刊号も入荷。こちらは再入荷なので、解説は無しです。

 来週はようやく普通の単行本出します。川崎苑子とか千明初美とか出します。

 ではではお楽しみに〜。

 

2015年
6月6日(土)
天気(晴)

 

 

 昨日は久しぶりにまとまった雨が振りました。おかげさんで今日は何だか清々しい天気です。

 今週の新着目録です。同人誌オンリーです。微妙に点数が少ない(^^ゞ。サボっていたわけではないのですが、すみませんです。

 

 先ずは「ヤッターペンギン 4号」です。竹本泉「決戦!生徒会選挙 ポスターのある風景」が掲載。印刷されたものとしては恐らく一番古い竹本泉作品と思われます。発行は1981年5月なので、デビューの少し前です。16ページというきっちりしたページ数で、同人作品とは思えないしっかりした構成なので、多分なかよしの投稿に使用した作品の可能性があります。
 編集さんのコメントで竹本さんは現在某漫画家のアシスタントをしていると記載があります。この頃誰のアシスタントしていたんでしょうか。気になります。
 それにしても竹本泉はデビュー前から絵がうまいですねぇ。

 迷宮’76「萩尾望都に愛をこめて」です。米沢嘉博、亜庭じゅん、原田央男 他、コミケの創設者たちが寄ってたかって作った二次創作同人誌。迷作?「ポルの一族」掲載。内容的には愛をこめてケンカ売っているかな〜(^^ゞ。それにしても「ポルの一族」のBACKY ARROWって誰?(■田さんという説あり)。(ご本人から書かないで!と泣きつかれたので一応伏せ字しておきます(笑))

 ついに入荷「若草」です。

 

 新児童少女漫画界発行の会誌「若草」57号と58号です。厳密には同人誌ではなく、会誌です。新児童少女漫画界は、少女マンガ家入門者向けに若木書房が背景となって作られた会です。山田美根子、高階良子、曽祢まさこ等、上原きみ子、岸裕子、小室しげこ、陸奥A子等、現在も活躍する少女漫画家を結構輩出しました。「若草」は73号(1971年12月発行)まで刊行されましたが、その後この会がどうなったのかは、今のところ不明です。

 57号から曽祢まさこのイラスト・カット。

 58号から新谷カオルのイラストカット。ちなみに奥さんの佐伯かよのもこの会に所属しておりました。

 

 

 久掛彦見が主催していた、LUNAR CITY PURODUCTSの「MOONY MOON」です。同人誌とは思えないほどの立派な装丁。A5版で210ページの厚さがあります。
 参加メンバーもナカナカ豪華。

 

 左はイ・S士門(高口里純)「リーン&ルス」、右は嶺愁麻(岡野玲子)「MISSINNG LINK」。

 

 左は、波津彬子「仁義のあとにブルースを」。右は甲斐絵恵子「大切な…」

 1巻目の本体表紙には久掛彦見のサイン入りです。 
 ちなみに1巻目が1981年5月発行、2巻目が1983年5月発行です。3巻目以降は出なかった模様〜。

 

 ラブリの16・17合併号です。ダンディズム特集です。なんで同人誌で号数合併号がでるのかよくわからないのですが、よほど発刊ペースにこだわりがあったのでしょうか。
 右は波津彬子「あいつの好きなブルース」。

 

 左が稲木至「一千一秒物語」。ちなみに表2(表紙の裏側)に稲木至のサイン付きなんですが、本来「ITAROU」の名義のはずが、「I」が抜けて「TAROU」になってます。自分のサイン間違えてるよ(笑)(7月13日追記:TAROUという名義は使っていた可能性ありです)

 

 こちらはラブリ32号。表紙の絵がすごい(笑)。この号はメルヘン特集だそうです。右は田井亮子「豆の上にねたおひめさま」。アンデルセンですね。でも結末は全然違いますが(^^ゞ。

 連載終わってずいぶんたってから曽祢まさこが自らだした「不思議の国の千夜一夜 ちょっと舞台裏」です。無料配布のチラシ(ちゃうネコ通信)付き。

 クリーミーマミで有名なアニメ監督望月智充が早稲田アニメーション同好会に所属していた際に作成した同人誌。あんまり多くは語りませんが、同人誌の内容を知らずにイラストを多数寄稿したふくやまけいこが、後から中身を知って激怒したという1冊。そりゃまぁ怒るのも無理ないや(笑)

 

 川原由美子が主体で出した同人誌「乙女の友」。B7サイズとすごく小さいサイズです。本来は「別冊乙女の友」と2冊セットなんですが、今回は残念ながら本誌側のみ。表紙に折れ跡もあるのでちょっとお安め。ちなみに表紙の絵は成田美名子です。

 

 裏表紙のほうが川原由美子。右は、みさきのあ「夏まつり」。サイレントマンガです。

 赤石路代FC発行の「ティータウン Vol11」。赤石路代イラスト集となっております。ちなみに表紙に赤石路代のサインが入っております。

 あぴいる36号です。1992年8月とだいぶ近年の発行。中山蛙と中山星香はあいかわらず執筆しております。表紙に欠けがあるのでお安めに。

 今週はこんなところで〜。

 来週はようやく雑誌に取り掛かれる。結構珍しいのでますので、ご期待ください。ではでは〜。

 

 

2015年
5月30日(土)
天気(晴)

 

 

 ついに日和ってエアコン使い出しました。まだ5月なのにほんとうに暑い(汗)。

 今週の新着目録です。貸本オンリーです。B6ハードカバーが12冊。A5ソフトカバーが2冊。

 まずはB6ハードカバーから。

 

 ダイヤモンド文庫、江川進「虹に歌う少女」です。いわゆるゾッキ本というやつで、別な出版社から出ていた作品を無理やり2作品合体して出版したタイプの本です。後半に巴里夫の本名名義いそじましげじ時代の「とび出したお嬢さん」が収録されております。デビューして3作目ころの最初期の作品です。

 巴さんにこのゾッキ本の件を伺ってみたところ、日の丸文庫が1度目の倒産した際に、原稿のジンク版が流出して造られたのではないかということでした。もちろんそういう経緯なんで著者に原稿料は支払われていなかったりします。

 こちらは若木書房傑作漫画選集、巴里夫「ばらの旅路」前後編セットです。

 女の子の独特なポーズという、構図感覚といい、絵柄の完成がある程度見られる時期です。

 少しだけバレエのシーンが出てきますが、バレエがメインの話ではなくて、スターを目指す女の子のお話です。

 

 こちらも傑作漫画全集「振袖の誓ひ」。話の冒頭で東京大空襲のシーンがでてきます。表紙には前編の表記がないのですが、しばらくして後編が刊行されます。

 

 こちらも若木傑作漫画全集で大石まどか「夢路いくとせ」前後編セットです。きっちり、すっきりした絵柄で、当時は結構珍しい部類です。バレエシーンがありますが、バレエものではありません。

 つばめ書房なんかで大石広計というペンネームでも活躍した方です。 (すみません誤報です。大石広計と大石まどかは別人でした)。若木時代は巴里夫さんとも親しかったの方なので、この大石まどかさんのその後を巴さんに聞いてみたのですが、貸本の終焉とともにマンガの仕事からは離れてしまったそうです。

 こちらも傑作漫画全集で大石まどか「母ななげかじ」。ところどころバレエシーンがありますが、やっぱりバレエものではありません。お金持ちのいじわるな子がバレエをやっていて、ちょっと憧れるそんな場面です。

 

 つづいて傑作漫画全集。むれあきこ「虹よふたたび」。この時期の絵柄も結構可愛いですね。

 

 東光堂のB6ハードカバー。木内千鶴子「春よふたたび」。こちらもバレエシーンありますが、小道具程度です。

 東京漫画出版の東京漫画文庫97,小山葉子「形見のオルゴール」。紙芝居屋の風景が時代感じさせてよいですね。

 

 昌和漫画出版、佐野さかえ「こけし十万石」です。佐野さかえ(佐野栄)という方は、東京作画会とかに所属していて、一時期やたら濃い絵を描いておりましたが、この時期の絵も拝見すると十分濃いです。

 お次はA5ソフトカバー。ちょっと珍しいけどコンディションも悪いです。

 若木書房ひまわりブック27、巴里夫「かんざしの歌」。

 こちらもひまわりブック150、巴里夫「ばらの劇場」。

 今回入荷のA5ソフトカバー2冊に関しては、大きなかけがあったり、内部がカビていたりとコンディション悪いです。状態下のジャンク品だと考えてください。

 今週はこんなところで〜。

 来週は同人誌の予定です。珍しいもの出る予定です〜。

 

 

2015年
5月23日(土)
天気(晴)

 

 

 もう夏みたいな陽気です(;´Д`)

 今週の新着目録です。今週はちょっと頑張りました(^^ゞ。雑誌「りぼん」の80年台から90年台にかけて60冊。「りぼんオリジナル」が3冊。貸本マンガ6冊。貸本マンガ短編誌が2冊。付録マンガが4冊です。

 基本的に雑誌は売切補充ですので、解説はパス。

 先ずは貸本マンガから。

 若木書房のわたなべまさこ「三つ星のうた」です。刊行年は1958年ですが、描かれたのは1955年ころです。もともと童謡マンガシリーズの「松島トモ子ちゃん 三つ星の歌」として刊行されていたものを出し直したものです。バレエものとしては2作目か3作目あたりだと思われます。

 絵柄としてはようやくわたなべまさこらしさが現れてきた時代のものです。

 ページによってキャラクタの絵柄が変化しているのがわかります。

 初期の作品には作中に結構本人が出てきます。今回は八百屋にもやしを買いに来る若奥さんの役で出てきます。

 

 中村書店ナカムラマンガシリーズ、オオトモヨシヤス「マリちゃんの小さな宝石箱」。珠玉の短篇集ですね。

 1話めが「白鳥の涙」。見ての通りバレエモノです。

 マリちゃんは幼いころに疎開した広島でお母さんとともに被曝してしまいます。お母さんが原爆症で入院してしまいましたが、負けじとバレリーナを目指します。しかしマリちゃんもやがて原爆病で倒れてしまいます……。

 

 2話目はスリラーで「あなたの番です」。主人公の男は船で漂流しているうちに太平洋の原水爆実験場エリアに入ってしまいそこで被曝してしまう。やがて男にはある変化が起きる。

 3作目は「踏絵悲歌」。隠れキリシタンのお話です。
 刊行は1957年の9月。1957年は谷川一彦の「星はみている」が連載された年でもあり、マンガにおける原爆を描写した作品が出始めた年でもあります。

 

 

 若木書房「泉」の珍しい増刊号「花物語特集号」です。巻末に「泉 5号」と記載されていますが、これは恐らく間違いで、「泉 9号」と「泉 10号」の間に刊行されたようです。
 林栄子「椿さくころ」。この時期の作画は丁寧でいいですね。
 わたなべまさこ「花ものがたり ゆり 母さまこいし」。和服の女の子が可愛いです。

 

 東邦漫画出版しらかばブック、佐藤漾子「花は散っても」。佐藤漾子は大正5年生まれで、昭和20年台から30年台にかけて「少女サロン」や「少女」などの初期少女雑誌で挿絵画家として活躍されたかたです。漫画作品は非常に珍しいです。店主はこの方のタレ目がちの女の子の絵がスゲー好きなんです(笑)。

 

 

 こちらは若木書房「銀河 2号」。大和和紀「星と二つの十字架と」掲載。ちょっとコンディション悪目なので、お安めの値段設定です。

 

 

 トモブック社のディズニー長編漫画「ペリ」です。作画は藤田茂・小坂靖博。店主も詳しくないので見たまんまで判断していただければ幸いです(超手抜き)。

 

 貸本最後は新書版2冊。本来貸本の範疇じゃないのですが、当店の都合上貸本扱い(^^ゞ。
 左が沼田清「地下ゲーム」。 上手い人ですが、一般的な知名度は低いです。同年代のマンガ家からの評価はかなり高かった人です。

 お次は付録マンガ。

 

 少女クラブ1957年8月号付録、木山茂「くらやみ姫」、谷川一彦「三人のみなしご」掲載。

 「三人のみなしご」は原作がストリード・フィールド「バレエシューズ」」です。

 谷川一彦のちょっと細かくて可愛い柄が特徴です。

 

  なかよし1956年8月号付録、谷川一彦「心の王冠」。こちらはちょっと大人っぽいキャラクタ表現。原作は菊池寛です。

 

 少女1959年11月号付録、牧美也子「可奈ちゃーん」、松本あきら「谷にきえた久美」掲載。

 

 最後は少女1957年1月号付録、石川球太「ゆりちゃんの母よぶ青空」掲載です。石川球太も初期はやさしい感じのペンタッチですね。

 今月は以上〜〜。

 来月は同人誌かもしくは貸本B6ハードカバーか、決めかねている状況でございます。ではでは〜。

 

 

 

2015年
5月16日(土)
天気(曇)

 

 

 初夏を思わせるこの陽気。暑くてちょっと蒸してイヤンな感じです。

 今週の新着目録です。雑誌のみです。点数ちょっと少なくてすみません。買取関係でちょっとバタバタしたもんですから(^^ゞ

 まずは筆頭、光文社「少女1961年夏休み増刊」。超珍しい横型判型。詳細はこちらで〜。

 

 こちらもかなり珍しい、集英社「ジュニア・コンパクト1961年冬の号(創刊号)」。「りぼんコミックス」に先立つこと1年ほど前に刊行されたものです。位置づけ的には「りぼん」の別冊というよりも、「小説ジュニア」の漫画版という感じです。次号予告が載っているのですが、2号目は出なかったのではないかと推測しております(推測が外れていたらゴメンなさい)。

 

 こちらは「週刊マーガレット1965年26号」。武田京子「天使のしらべ」新連載。

 あとは「週刊マーガレット」が1冊、「別冊マーガレット」が4冊、「デラックス・マーガレット」が1冊、「週刊少女フレンド」が3冊。

 でも売切補充なので解説はパス〜。

 そういえば今回、週刊少女フレンド1963年23号掲載、瀬戸かおる「ひろった幸福」掲載が入荷しました。だれかこの瀬戸かおるについて、細川知栄子先生に直接聞いてくれませんかね〜。未だに確定していいものだか何だかわかりません(^^ゞ

 来週は「りぼん」大量の予定。あと余裕があれば「フレンド」と「なかよし」少々。

 ではでは〜。

 

 

2015年
5月9日(土)
天気(曇)

 

 

 GW明けました。お店のホームページのサーバーを移転しました。基本的にはなんらかわりはありませんが、クラウドサーバーに移行したので、今までのようにとつぜん見られなくなるようなことはなくなると思います。何か表示上で不具合あれば、是非ご連絡ください。

 今週の新着目録です。付録が主体ですが、単行本とか資本短編誌と雑誌もちょこっとだけあります。

 まずは付録から。

 

 少女クラブ1957年11月号付録、水野英子「赤いくつ」です。「銀の花びら」の連載開始直前の作品です。私家版「すてきなコーラ」の巻末作品リストでは64ページの記載となっておりましたが、実際は80ページあります。この作品はその後、加筆修正されて東光堂の「希望 やよい集」「希望 うづき集」に再掲載されますが、こちらがオリジナルとなります。コンディションちょっと悪いですが、珍しい付録です。

 

 こちらも少女クラブの付録で高橋真琴のパール小説シリーズです。内部はモノクロですが、ほぼ全ページ高橋真琴の挿絵が入った絵物語です。にこれもとじ穴あってコンディションが少々悪いので安めの値段設定で。
 上左から
「パール絵小説シリーズ1 天使の花かご」 少女クラブ1962年7月号付録
「パール絵小説シリーズ2 友情のおくりもの」 少女クラブ1962年8月号付録
「パール絵小説シリーズ5 みずうみ」 少女クラブ1962年11月号付録

 

 左が、なかよしコミック文庫でわたなべまさこ「双子座生まれ」。後から単行本色々出ましたが、こちらが初出。右もなかよしコミック文庫でイケスミチエコ「ルノアール男爵とパリジェンヌ」。ちなみにこのなかよしコミック文庫は巻頭2ページがカラーです。それだけがちょっとポイント高め(^^ゞ

 

 りぼんの付録は2冊だけ。左がりぼんカラーシリーズの3番目、入江しげる「そよ風の歌」。もともと学年誌で連載された作品で、元々のタイトルは「おいらは風の子」でした。なぜか、店頭でこれを見かけたみなもと太郎先生が大絶賛しておりました(^^ゞ。
 左は陸奥A子「粉雪ポルカ」。「樫の木陰で…」より若干出にくいです。

 

 付録マンガの最後は、最近のもの。秋田書店サスペンス・ミステリー2006年11月号付録、長尾文子「悪魔の手毬唄」です。横溝正史原作を描くマンガ家としてマニアの間ではちょっと有名な長尾文子です。「犬神家の一族」「本陣殺人事件」「八つ墓村」は単行本化されましたが、こちらは単行本未収録。
 同時収録で「睡れる花嫁」と「鴉」が掲載。長尾文子の描く金田一京助は最初はちょっと違和感感じますか、慣れると結構ハマります。

 

 お次は雑誌。ジュニアコミック1968年11月号。あすなひろし「赤と黒」とわたなべまさこ「キュリー夫人」掲載。

 

 単行本は2点。左がわたなべまさこ作品集、「ある愛の終りに」。右は里中満智子「まちこの千夜一夜」全3巻です。講談社「mimi」に連載していた16ページの短編(ショートショート)をまとめたものです。完全版とうたっているのは、これ以前に講談社から出された単行本には8話ほど未収録があったからだそうです。

 最後は貸本漫画短編誌。

 

 若木書房「ゆめ No.35」です。若木では珍しい谷悠紀子の短編が掲載されております。谷悠紀子の若木での作品はこれを含めて3作品ほどしかありません。

 今週は目録の方はこんなもので。続いておしらせ。

 

 うらたじゅんの個展が南青山のビリケンギャラリーで開催されます。スケジュールは本日5月9日〜5月20日です。是非どうぞ〜。

 ついでにうらたじゅんの新刊「冬のプラネタリウム」も刊行されました。こちらも是非どうぞ〜。

 だいぶ先の話ですが2015年11月14日から千葉県の佐倉市立美術館において「高橋真琴の原画展」が開催されます。初期や中期の画稿も展示されると思います。是非この機会にどうぞ〜。

 来週は雑誌を出します。結構なレア物出す予定です。ではでは〜。

 

 

 

2015年
4月29日(水)
天気(晴)

 

 

 5月2日の目録更新はお休みいたします。次回は5月9日(土)に更新いたします。よろしくお願いいたします。

 

 

2015年
4月25日(土)
天気(晴)

 

 

 暖かくて良い天気です。こんなに良い陽気なのに帯状疱疹になっちゃいました(泣)。左胸から背中にかけて痛痒い〜(;´Д`)。特に体力低下とか無かったのですが、なんで発症しちゃったんでしょうか。

 さて、痒みを我慢しつつの今週の新着目録です。今週は貸本個人誌と雑誌2冊と単行本3冊です。

 まずは、貸本のわたなべまさこから。

 

 わたなべまさこ「遠い日の夢」です。

 1952年10月発行の奥付ですが、描かれたのは前年の夏頃(推定)です。

 もともと若木傑作漫画全集の217番目として刊行された作品ですが、この本は翌年に渡辺雅子選集(という記載はない)として4冊発行されたうちの1冊です。ですのでカバー背には「3」と通常の傑作漫画全集とは別な通巻表示が行われております。

 絵柄に関しては、わたなべまさこらしさがようやく表現され始めた初期のものとなります。コンディションは非貸本でカバーに少イタミと小口に少ヤケ内部少シミ有りますが、サケや欠けなどはなく年代的には並上に分類できます。

 

 こちらは池田理代子「あの空は…」。ひまわりブック381で刊行は1967年9月頃のものです。デビュー3作目になります。kこれ以前の「由紀夫くん」「続・由紀夫くん」に比べてぐっと華やかな絵柄になっております。内部にスタンプ印が2箇所ありますが、その他コンディションはかなり良いです。

 「キックの鬼」とか「紅のチャレンジャー」とかで有名な中城けんたろうの初期作品。中城建夫「太陽に向って」。1958年1月の発行で、むさしのプロダクション名義となっております。かなりの美本です。

 

 左は、はざまくにこ(つりたくにこ)「雪の降る日」。右は、松本めぐむ(尾瀬あきら)「ゆき」。どちらも若木のひまわりブック。

 

 店主が大好きな、吉田松美の不乱剣シリーズでその名もそのまんま「不乱剣」。タイトルは不乱剣ですが、不乱剣はやっぱり脇役(笑)。コンディションはちょっと悪いです。

 お次は単行本。集英社少女漫画文庫から、高井研一郎「小公女」です。「山口六平太」で有名ななった作者ですが、初期はこんな作品も描いておりました。可愛くってなかなか良く描けております。

 

 ティーンコミックスデラックスから2冊。左が、わたなべまさこ「この愛 戦火をこえて」。右が、藤原栄子「なんたって大混戦」。2つともわりかし珍しい単行本です。

 お次は雑誌。

 

 別冊りぼん1966年陽春の号です。通巻で2号目に当たります。季刊発行で推定ですが7冊か8冊くらいは刊行されたと思われます。2年後の1968年に恐らく「りぼんコミックス」に引き継がれたのではないかと推定しております。
 わたなべまさこ「小さな花」と芳谷圭児「お母さんの骨をもらって歩けた」が掲載されております。巻頭にわたなべまさこのバースデーカードとピンナップが付いております。

 

 最後はジュニアコミック1969年6月号。矢代まさこ「ジェーン・エア」(原作:シャーロット・ブロンテ)掲載です。実は前掲のわたなべまさこ「小さい花」は、この「ジェーン・エア」が原作です。扉には書いてないのですが、あとがきに記載されております。「ジェーン・エア」という作品は暗いというかかなり重い作品です。ヒロインは最後に結婚するのですが、相手は事故で片腕で目の見えない状態という感じです。わたなべまさこの「小さな花」の方は特に後半部を大胆に脚色しており、結婚とか事故とか重婚とかの話はなくて、あまり重い話にはなっておりません。

 今週はこんなところで。お次はおしらせ。

 以前刊行された「大好きだった! 少女マンガ70年代篇」に続き、「懐かしの女の子事典70年代篇」が双葉社より刊行されました。今回も当店がちょっと資料協力しております。
・サンリオギャラリー パティ&ジミー、リトルツインスターズ、マイメロディ、ハローキティ
・リカちゃん人形 クロニクル
・海外テレビドラマ特集 「大草原の小さな家」「奥様は魔女」「名犬ラッシー」「チャーリーズエンジェル」
テレビアニメ 「魔女っ子メグちゃん」「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」
・少女漫画家キャラクターグッズ
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 70年台に少女期を過ごした方には懐かしの情報が満載です。是非どうぞ〜。

 来週の目録更新はGWのためお休みいたします。次回の目録更新は5月9日(土)の予定です。あくまでも予定ですが水野英子や高橋真琴の珍しい付録をアップする予定です。お楽しみにしてください。

 ちなみにGWの予定ですが4月30日〜5月5日まで休業です。4月6日より営業いたします。ご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

2015年
4月18日(土)
天気(晴)

 

 

 久しぶりに朝からいい天気です。一年で一番過ごしやすい時期ですね。

 さて今週の新着目録です。貸本短編誌6冊と付録マンガです。結構面白いとこあります。

 先ずは若木書房「泉」が5冊です。

 

 

 「泉 18号」です。刊行年は推定ですが1959年11月頃です。この当時の売りはとにかく”わたなべまさこ”。集英社の少女ブックで「白馬の少女」を連載していた頃です。とにかく絶大な人気がありました。右上はわたなべまさこ「さくら貝」。病気の女の子のためにさくら貝を探すお話。一応最終回なんですが、全2回なのでごく短いお話です。
 左下はこだま次吉「すずむし乙女」。アル中の父親に悩まされる、不幸な兄妹のお話。右下は横山まさみち「冷たい雨」。
 ちなみに表紙は江川みさおです。

 

 

 お次は19号。わたなべまさこ「沈丁花の家」新連載。新連載って言ってもこれも全2回しか無いのですが。わたなべまさこの絵は、洋装も良いのですが和装も良いです。
 右は、わたなべくにお「白鳥の祈り」。見ての通りバレエマンガです(笑)

 

 23号です。わたなべまさこ「花のおもかげ 第3回」。この作品は全5回でした。右は、竹本みつる「恭子と令子とバレー靴」。バレー靴といってもバレーボールシューズじゃありません・バレエシューズです。ちなみにバレエシューズとトウ・シューズは別物です。

 

 「泉 32号」です。左はわたなべまさこ「幻のばら」。マンガではなく絵物語です。右は武田京子「冷たい窓」。泉の32号は1961年1月の発行です。武田京子のデビューが1959年なので結構初期の作品です。

 

 「泉 55号」。左が、武田京子「とべない小鳥」。右は、松尾美保子「うそつき! といわないで」。

 

 

 「アイ 2号」です。貸本短編誌なのか同人誌なのか判断迷うところですが、東考社なので一応貸本分類にしてます。

 お次は付録。からシリーズはすべて既出なので省きます。

 

 小学二年生1957年6月号付録、松沢のぼる「少女ハイジ」。松沢のぼるってこんなに上手いっけと思わせる1冊。やっぱ丁寧に書くと上手いもんですね。それともよほど原稿料が違ったか(笑)

 

 山内竜臣が2冊。左は小学四年生1959年1月号付録「ひみつのオルゴール」。右は小学四年生1959年2月号付録で「さようならX」。Xという宇宙人が出てくるSF作品です。やっぱ絵がうまいなぁ。

 小学四年生1959年2月号付録で、根岸こみち「クララの祈り」。最近某編集の方と”根岸こみち”の絵は良い〜!と言い合っているのです。ほんと可愛くていいのです。できれば根岸こみちの再評価を進めてみたい(^^ゞ

 最後は少女ブック1954年9月号付録、松本かつぢ「つの笛のひびき」。以前にも出し巻いたが今回はコンディションまあまあ良いです。

 目録の方はこんなところで。次はおしらせ〜

 

 うちの看板描いて頂いているざちお(小谷あたる)さんのお仕事情報。今月13日に発売した少年画報社「ねこぱんち」に、新連載「ねこさんぽ」が掲載されました。一応全4回の予定だそうです。前回は平綴B5サイズの「ゆるゆるねこぱんち」でしたが、今回は角背新書サイズの「ねこぱんち」です。本屋でもちょっと小さくて探しにくいのですが、応援是非宜しくでございます。

 来週は貸本個人誌とちょっと雑誌の予定です。貸本の方は超レアでます。しかもB6ハードカバーでしかも非貸本!が2冊含まれております。是非お楽しみに〜。

 ではでは〜。

 

 

2015年
4月11日(土)
天気(雨のち曇)

 

 

 今週はまさかの最高気温2度でした(^^ゞ。寒かったっす〜。

 今週の新着目録です。今週は同人誌だけになっちゃいました。

 ラブリは先週からの引き続きで18号〜31号。

 

 創刊が1979年の5月頃で31号が1985年3月。年間5冊発行しているペース。同人誌としては驚異的なペースですね。ではちょっと中身を紹介。

 18号から波津彬子「哀愁の東京タワーの下で ツィゴイネルワイゼン」 。鈴木清順映画に関するコラムです。

 

 左は18号からはしもと理「Zツェット −金沢の雨がやむ時−」。青池保子「Zツェット」のパロディです。どのくらいオールキャストかというと、「草迷宮・草空間」、「綿の国星」、「パタリロ」、「バジル氏の優雅な生活」、「日出処の天子」、「黒のもんもん組」、「兄弟仁義」、「ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん」。ありとあらゆるところからパロってますね。
 右は坂田靖子「吸血ファミリー」。何故か単行本未収録。

 

 

 有名な同人誌のわりにはプロデビューした作家さんが後期は少ないです。左は小沢真理「いくつかの夜に」。右は水樹夜夢(岡野史佳)「リック君の破滅への正体」。他にプロデビューしたのは童夢梨乃、大藪準子。山北美砂子も一応商業作品があったようなきがするのですが、ちょっと思い出せません。

 

 スクランブル残党の「木馬館 3号」。松苗あけみの表紙が美しい。右は同じ松苗あけみ「Good Luck I love you」。下は矢部五子「まぼろしの恋」。矢部五子は他の同人誌にも参加していたはずですが、商業デビューがあったかは不明。かなり上手いのですがね。

 

 こちらは個人誌で、うつうつ会発行、鳥図明児「40億分の1」。おそらく鳥図明児の個人誌ってこれ1冊だけだと思われます。

 

 他は「東京おとなクラブ」(これに関しては半商業ですね)の創刊号と「まんがFC大会」の発行誌。まんがFC大会ってマンガ家のファンクラブの集会なんだけど、分クラブ同士が集まって何してたんでしょうか(笑)。

 今週はこんなところで〜。

 来週は、貸本とか付録マンガとかとかを予定しております〜。

 

 

2015年
4月4日(土)
天気(曇)

 

 

 薬飲んでるのですが、まだちょっと花粉症つらいですね。

 ちょっと花見に行ってきました。千鳥ヶ淵の桜は見事なんだけど、やっぱ人も多い(^^ゞ

 ついでにインド大使館の桜フェスティバルにも寄りました。インド料理美味しゅうございました。

 今週の新着目録です。先週の続きのラブリ他と山田ミネコの山田美根子名義の頃の単行本が主体です。

 

 ラブリの方は2号から7号まで。残念がら創刊号はありません。7号は帯付きです〜。プリントゴッコでカラー印刷した帯ですね。

 

 坂田靖子の単行本未収録作品2点。左が3号に掲載、「ウィンター パレス」。右が4号に掲載、「1793」です。

 

 坂田靖子の「金沢○○ばなし」の付録もあります。左がラブリ5号付録「金沢TELばなし」。右は4号付録、「ラブリ版今夜の料理10月」。ちなみに掲載されている夜食は【シューマイそば】【花郁悠紀子直伝 洋風ぞうすい】【そばゲッティー】【ロールキャベツ風トマトぞうすい】の4品。

 

 こちらは7号の付録「お楽しみはこれからだ!!2」。右の内容によれば、やおいにはくじゃく派とふくろう派という二大派閥があるそうで(ジョークです)。

 

 左は5号の「やすまる新聞」。坂田靖子と磨留美樹子の合作です。右は6号から、波津彬子主催のらっぽりのCM。ちょうどやおい特集号の時の広告です。

 

 らっぽり発行の「らっぽり合体任侠号 兄弟仁義」です。ちゃんと「兄弟仁義 完全脚本」も付いております。個人的には脚本のほうが大好き(笑)

 ついでにオマケでラブリの14・15合併号、16,17合併号の申込書。この申込書の上の部分に「らっぽりと従姉妹同誌のラブリでは…」と書かれている。ラブリとらっぽりの関係って姉妹誌ではないしどうゆう関係だったのか長年の謎だったんですが、そうか従姉妹同誌(いとこどーし)だったんだ(笑)

 

 

 ヒロ書房の山田美根子単行本4冊。左上から「笑う風」、「風だけが」、「今日という名の明日が来る」、「風の短篇集」。この頃「風」が付いたタイトルがやたらと多いですね。

 

 こちらは雑誌形式の短編誌。「おーい青春」と「Oh!青春」。

 

  

 

 最後はコーリンの高橋真琴絵の鉛筆2種類です。上の方は花柄だけでなくイラストも入ってます。

 来週も「ラブリ」出します。今度は10号代の後半から。

 ではでは〜。

 

 



東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮