昨日は久しぶりにまとまった雨が振りました。おかげさんで今日は何だか清々しい天気です。
今週の新着目録です。同人誌オンリーです。微妙に点数が少ない(^^ゞ。サボっていたわけではないのですが、すみませんです。
先ずは「ヤッターペンギン 4号」です。竹本泉「決戦!生徒会選挙 ポスターのある風景」が掲載。印刷されたものとしては恐らく一番古い竹本泉作品と思われます。発行は1981年5月なので、デビューの少し前です。16ページというきっちりしたページ数で、同人作品とは思えないしっかりした構成なので、多分なかよしの投稿に使用した作品の可能性があります。
編集さんのコメントで竹本さんは現在某漫画家のアシスタントをしていると記載があります。この頃誰のアシスタントしていたんでしょうか。気になります。
それにしても竹本泉はデビュー前から絵がうまいですねぇ。
迷宮’76「萩尾望都に愛をこめて」です。米沢嘉博、亜庭じゅん、原田央男 他、コミケの創設者たちが寄ってたかって作った二次創作同人誌。迷作?「ポルの一族」掲載。内容的には愛をこめてケンカ売っているかな〜(^^ゞ。それにしても「ポルの一族」のBACKY
ARROWって誰?(■田さんという説あり)。(ご本人から書かないで!と泣きつかれたので一応伏せ字しておきます(笑))
ついに入荷「若草」です。
新児童少女漫画界発行の会誌「若草」57号と58号です。厳密には同人誌ではなく、会誌です。新児童少女漫画界は、少女マンガ家入門者向けに若木書房が背景となって作られた会です。山田美根子、高階良子、曽祢まさこ等、上原きみ子、岸裕子、小室しげこ、陸奥A子等、現在も活躍する少女漫画家を結構輩出しました。「若草」は73号(1971年12月発行)まで刊行されましたが、その後この会がどうなったのかは、今のところ不明です。
57号から曽祢まさこのイラスト・カット。
58号から新谷カオルのイラストカット。ちなみに奥さんの佐伯かよのもこの会に所属しておりました。
久掛彦見が主催していた、LUNAR CITY PURODUCTSの「MOONY MOON」です。同人誌とは思えないほどの立派な装丁。A5版で210ページの厚さがあります。
参加メンバーもナカナカ豪華。
左はイ・S士門(高口里純)「リーン&ルス」、右は嶺愁麻(岡野玲子)「MISSINNG LINK」。
左は、波津彬子「仁義のあとにブルースを」。右は甲斐絵恵子「大切な…」
1巻目の本体表紙には久掛彦見のサイン入りです。
ちなみに1巻目が1981年5月発行、2巻目が1983年5月発行です。3巻目以降は出なかった模様〜。
ラブリの16・17合併号です。ダンディズム特集です。なんで同人誌で号数合併号がでるのかよくわからないのですが、よほど発刊ペースにこだわりがあったのでしょうか。
右は波津彬子「あいつの好きなブルース」。
左が稲木至「一千一秒物語」。ちなみに表2(表紙の裏側)に稲木至のサイン付きなんですが、本来「ITAROU」の名義のはずが、「I」が抜けて「TAROU」になってます。自分のサイン間違えてるよ(笑)(7月13日追記:TAROUという名義は使っていた可能性ありです)
こちらはラブリ32号。表紙の絵がすごい(笑)。この号はメルヘン特集だそうです。右は田井亮子「豆の上にねたおひめさま」。アンデルセンですね。でも結末は全然違いますが(^^ゞ。
連載終わってずいぶんたってから曽祢まさこが自らだした「不思議の国の千夜一夜 ちょっと舞台裏」です。無料配布のチラシ(ちゃうネコ通信)付き。
クリーミーマミで有名なアニメ監督望月智充が早稲田アニメーション同好会に所属していた際に作成した同人誌。あんまり多くは語りませんが、同人誌の内容を知らずにイラストを多数寄稿したふくやまけいこが、後から中身を知って激怒したという1冊。そりゃまぁ怒るのも無理ないや(笑)
川原由美子が主体で出した同人誌「乙女の友」。B7サイズとすごく小さいサイズです。本来は「別冊乙女の友」と2冊セットなんですが、今回は残念ながら本誌側のみ。表紙に折れ跡もあるのでちょっとお安め。ちなみに表紙の絵は成田美名子です。
裏表紙のほうが川原由美子。右は、みさきのあ「夏まつり」。サイレントマンガです。
赤石路代FC発行の「ティータウン Vol11」。赤石路代イラスト集となっております。ちなみに表紙に赤石路代のサインが入っております。
あぴいる36号です。1992年8月とだいぶ近年の発行。中山蛙と中山星香はあいかわらず執筆しております。表紙に欠けがあるのでお安めに。
今週はこんなところで〜。
来週はようやく雑誌に取り掛かれる。結構珍しいのでますので、ご期待ください。ではでは〜。