神保町裏通り日記
 
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2020年
12月26日(土)
天気(晴)

 

 クリスマスも終えて、もう年の瀬です。

 本年最後の新着目録です。秋田書店の「ひとみ」と小学館「ちゃお」です。

 「ひとみ」は創刊号からバラバラに12冊。

 

 秋田書店「ひとみ」は1958年から61年にかけて刊行された1期目のものと1978年4月号で刊行され1991年8月号で廃刊となったた2期目のものがあります。今回は2期目のものです。少女向け幼年誌は秋田書店にとって鬼門だったようです。ちなみに創刊から1年半ほど表紙は忠津陽子が担当してました。

 小学館「ちゃお」は35冊。

 独立創刊する前の別冊少女コミックちゃおは1冊で1973年5月増刊号。

 残り34冊は独立創刊の1977年10月号から幼年誌化するまえの1989年11月号まで。

 

 創刊から約3年ほどの1981年2月号まで表紙は河野やす子が担当しておりました。少女漫画時代は代表作が少なくてちょっと目立ちませんでしたが、とても上手な方でした。

 来週の新着目録はお休みで、次回は1月9日になります。

 今年はコロナで振り回された一年でした。来年は良い年になりますように。来年も引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

2020年
12月19日(土)
天気(晴)

 

 

 今日も寒いですね。コロナ収まらない(T_T)。

 今週の新着目録です。ホラー漫画雑誌イロイロ。

 ぶんか社「ホラーM」が2冊。

 

 

 1993年12月の通巻3号目と94年4月の通巻4号目です。右上は桜井幽「血まみれの白いたまごを抱きしめたまえ」。桜井幽は同じホラーMで中川原美香名義でも描いてます。名義の使い分けの基準がよくわかりませんが(^_^;)。右下は花輪和一「肉瓠」。

 

 

 講談社月刊少女フレンド増刊サスペンス&ホラー1992年2月号と1993年4月号。右上は近年予言漫画家として有名?になった、たつき諒「地下街」。右下は三条友美「きのこの誘惑 穴の中」。マタンゴみたい?な作品(^_^;)

 秋田書店サスペリアが7冊。

 

 サスペリア1993年3月号。日野日出志「学園百物語 かおる」。日野日出志名義ですが実際の作画は岩越国雄と直江宏朋のようです。個人的には岩越国雄の絵柄が好き(^^)

 

 サスペリア1993年8月号。矢口令「妖怪百物語」。

 

 サスペリア1993年9月号。藤田素子「呪い仮面」。藤田素子は少女漫画出身ですが、ホラー以外にもレディスとか実録とか色んなジャンルで描いてます。

 

 サスペリア1993年12月号。空路「白い人影」。この人の絵も個人的に好き(^o^)丿

 

 サスペリア1994年3月号。都々木美耶「妖怪百物語」。

 

 サスペリア1994年10月号。谷間夢路「夢路の絶叫劇場 怪奇土まんじゅう」

 

 サスペリア1995年1月号。里見尤「学校の怪談スペシャル 花子さん対テケテケ」。

 

 最後はサスペリアの増刊、学園ミステリー1993年6月号。谷間夢路「ブレインデッド」。映画のコミカライズです。ちなみにこの「ブレインデッド」を撮った監督は「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なピーター・ジャクソン(^^)

 今週はこんなところです。来週は今年最後の目録更新となります(^o^)丿

 

 

2020年
12月12日(土)
天気(晴)

 

 今年の冬は寒そうです(^_^;)

 今週の新着目録です。貸本が3冊と単行本が9冊です。貸本は新しめ単行本は古いとこ多めです。

 

 若木書房 ひまわりブック454 角田まき子「さよならエリー」。併載として桜井ヒロミ「マキの物語」他。

 

 若木書房 ひまわりブック454 角田まき子「エンゼル大作戦」。併載に谷口早苗「星」、桜井ヒロミ「ミス・神さまがあらわれた!?」。
 2冊ともひまわりブックなので基本的には個人誌の扱いですが、実態としては短編誌です。しかもアトリエ赤と黒という同人グループの同人誌的な内容となります。
 主催は桜井ヒロミでした。他に角田まき子や谷口早苗、四宮さちなどの実力派新人もおりましたが、結局商業誌に進出したのは角田まき子だけでした。

 若木書房名作漫画総集ブック33 中島利行「黒潮の少女」。名作漫画総集ブックは全部で39冊出ました。33なんで結構後半です。内容的には水泳競技モノ。

 講談社KC500番代、青池保子「グリーヒル物語」全2巻。セットは久しぶり(^^)

 

 若木書房ティーンコミックス、細川知栄子「泣くなパリッ子」1巻と2巻。非貸本ですが、カバーコンディションはいまいち(^_^;)

 

 若木書房ティーンコミックス武田京子「きみがいるかぎり」と神奈幸子「学園はみどり」。こちらも非貸本ですが、やはりテープシミあったりとカバーコンディションはいまいちです。

 

 左が東考社ホームランコミックス、新城さちこ「エミの天使」。右が講談社版みなもと太郎「ふたりは恋人」。

 今週はこんなところで〜。来週はホラー漫画雑誌の予定です。

 

 

2020年
12月5日(土)
天気(雨)

 

 

 東京は雨模様で寒いですブルブル(;´Д`)

 今週の新着目録です。集英社週刊マーガレット3冊、講談社週刊少女フレンド3冊、講談社キャロル1冊、虫プロ月刊ファニー1冊です。

 

 週刊マーガレット1864年3号。牧美也子・松本あきらのMMコンビの「水色のひとみ」と江原伸「黒い白鳥」。

 

 週刊マーガレット1864年6号。わたなべまさこ「亜紀子」と水野英子「セシリア」新連載。

 

 週刊少女フレンド1863年41号。北島洋子「森の子カンナ」と東浦美津夫「はばたく少女」。

 

 

 

 週刊少女フレンド1963年44号。高橋真琴のしおりと森下洋子のピンナップ。梶原一騎・東浦美津夫「ふりそで剣士」はカラー扉。

 

 

 週刊少女フレンド1965年41号。細川知栄子「ノッコちゃんかべかけ」と北島洋子「ロレッタ」。

 

 

 講談社キャロル1983年6月号。創刊号は4月号で2ヶ月飛んでますが、こちらが通巻2号目となります。戸井幸子「うきうきDoing」と阿部ゆたか「あ・い・ら・ぶ・るんちゃん」。

 

 虫プロ商事月刊ファニー1973年9月号。この頃虫プロ商事が潰れたのでこれが最終号となりました。山岸凉子「バロッココンチェルト」。

 来週は単行本類の予定です(^o^)丿

 

 

2020年
11月28日(土)
天気(晴)

 

 

 右目の近視が酷いなぁと思っていたら白内障でした(^_^;)。てなわけで12月2日(水)にちょっと手術してきます。日帰り手術なんで2日当日だけ臨時休業いたします。ご不便かけて申し訳有りません。よろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。講談社なかよし31冊、増刊なかよし7冊です。1冊だけ新規で残りは売切補充です。

 

 本誌の方は1973年1月号〜1993年11月号まで、その差20年。

 新規はこの1点。

 

 なかよし1973年1月号、高階良子「さすらいの口ぶえ」新連載が掲載。

 

 増刊なかよしは1975年5月号〜1978年5月号迄。

 来週はちと未定です(^_^;)

 

 

 

2020年
11月21日(土)
天気(晴)

 

 

 電気鍋買いました(^o^)丿

 今週の新着目録です。りぼん増刊系8冊。少ない上にすべて売切補充補充(^_^;)。手抜きですみませんm(_ _)m

 

 りぼん1973年お正月大増刊、陸奥A子「死んじゃうの?」。デビュー3作目。

 

 りぼん1975年10月大増刊。高岡和巳(長岡良子)「ナイルの詩」。デビュー作。

 

 りぼん1979年5月大増刊。内田善美「五月に住む月星」 。りぼん誌では最後の作品。前田由美子(大前田りん)「若きジョバンニの悩み」。

 今週はネタが少なくてすみません。来週は「なかよし」の売切補充です。また手抜き(^_^;)

 

 

 

2020年
11月14日(土)
天気(晴)

 

 

 鍋が恋しい季節です(^^)

 今週の新着目録です。りぼん売切補充が63冊。

 

 年代的には1971年2月号から1999年10月号まで。その差、実に28年(^_^;)。表紙見ただけで時代の変遷感じます。

 すべて売り切れ補充なんで今回は特に解説はありません。なので11月23日のコミティアで販売する同人誌のことでも。

 同人界の長老、『楽書館の』の水野流転氏の唯一の商業作品『綺譚シリーズ』を収録した同人誌です。1986年大陸書房『ホラーハウス』に掲載した「自転車綺譚」と「ヘッドフォン・ステレオ綺譚」の2作品を収録しました。
 コミティアにご来会の方は是非どうぞ(^o^)丿

 来週はりぼん増刊系の売切補充の予定です。

 

 

 

 

2020年
11月7日(土)
天気(晴)

 

 そろそろ暖房がほしい時期になりました(^o^)丿

 今週の新着目録です。同人誌が1冊と貸本漫画短編誌が少々。

 

 熱血まんが根性会(日大芸術学部)発行、あべゆたか「ろりろり 2」です。個人誌ですが青山剛昌がゲストで寄稿しております。

 お次は貸本短編誌。

 

 文洋社「城 9号」。入江修「風と雲と剣」完結編と山本光男「野武士変化」。山本光男についてはよくわかりませんが、かなり白土三平を意識した作画ですね。

 

 曙出版「ハイティーン 21号」。ながたにくにお(長谷邦夫)「ちゃっかりこんび」収録。

 ひばり書房「ヤング・メン 6号」。ながやす巧「お兄ちゃんの初恋」。ちとコンディション悪いです。

 

 若木書房「ゆめ 17号」。赤松セツ子「真珠のひとみ」他収録。

 若木書房「こだま 別冊19号」。大谷千枝子(おおやちき)「けんかはよそう」収録。おおやちきが13歳のときの作品です。

 

 若木書房「風車 35号」。こだまつぎよし「クラスの天使」他。表紙には巴里夫の名前がありますが、未収載です。

 

 他に「風車 56号」と「風車 61号」が入荷。

 来週は「りぼん」大量(^^)。でも売切補充(^_^;)

 

 

2020年
10月24日(土)
天気(晴)

 

 26日から始めたセールも11月3日(祭日)で終了です。明日1日日曜日も営業いたしますので、この機会にぜひ神保町へどうぞ(^o^)丿

 今週の新着目録です。今週はイロイロ。

 

 

 ネコ通信社(後藤加純・中森愛主催)発行の「ミワ・プラネット」。酒井美羽の中学二年生からデビュー前の投稿時代の作品までを網羅した短編集です。左下が中二時代の作品「リリンナの夜 パート1」。右下が高校卒業間際の「リリンナの夜 パート2」。11月6日に発売する『ミステリーボニータ12月号」にこの頃の思い出を語るエッセイコミックが掲載されるようです。

 

 トラブルメーカー発行の「トラブルパーティ」。結成7周年のメンバー全員参加の本だそうです。ペンネームが「M,」になっておりますが、絵を見れば一目瞭然で酒井美羽です(^_^;)。合言葉は「メンソレータム」だそうです(謎)。

 

 らぴす編集部発行「らぴす 創刊号」です。酒井美羽「少女は空になった…」、一丸「あせるぜ」などを収録。

 次は久しぶりの貸本。

 若木書房「泉」第6集です。ナカナカ出てこない一桁台です(^^)。わたなべまさこ「どこかで星が!!」はもちろん単行本未収録。

 

 本当に久しぶりのナカムラマンガシリーズ。オオトモヨシヤス選集3の「まりちゃん 第3集」です。読み切り短編3作と「おしゃれめも:というコラムで構成されています。ちなみにこの貸本マンガは新宿の山吹文庫という貸本屋にあったものです。この山吹文庫は現代マンガ図書館の前身だった貸本屋です。

 最後はつりたくにこを2冊。

 青林工藝舎発行つりたくにこ未発表作品集「彼方へ」と青林堂発行短編童話「北斗七星と海蛇」です。

 最後に「漫画の手帖 80号」のお知らせです。

 発行者による通販ページを設けましたので、通販の方は是非ご利用ください。

 来週は引き続き貸本系のアップの予定です。ではでは(^o^)丿

 

 

 

 

2020年
10月24日(土)
天気()

 

 先週は店主入院のため目録更新をお休みして申し訳ありませんでした。

 今週の新着目録です。前回に引き続いて同人誌イベント関連資料類です。

 

 

 新コミックマーケットことコミックスクウェアのカタログです。1981年末、コミックマーケットから分裂騒ぎを起こした新コミックマーケット派(コミックスクウェア)のカタログです。第1回、第3回、第4回、第8回の4冊です。第1回に関しては分裂騒ぎのさなかに行われたためペラペラのペーパーです。これで完品かの確証はありません。

 

 東京文芸出版が主催した同人誌ミニコミフェアのポスター(チラシ)やカタログ(配置図・サークルリスト)類です。裏面が東京文芸出版の同人誌印刷価格表になってます。第8回〜16回までの資料バラです。

 

 童里夢主催のコミックロフト(後のコミックレヴォリューション)のカタログです。第1回と第3回のものです。

 

 こちらはカタログではなくてアフターレポート兼情報誌です。北見コミケット準備会発行「プレリュード 3号」です。北見コミケ4のアフターレポート他道内のイベント情報が乗ってます。

 さて来週は本来でしたら神田古本まつりの時期ですが、今年はコロナの影響により開催は見送りとなりました。それではちょっと寂しいので当店毎度恒例の床の上の本100円均一セールは開催いたします。期間は10月26日月曜日から11月3日火曜日までとなります。11月1日日曜日と3日祭日も休まず営業いたします。よろしくお願いいたします。

 

 

 

2020年
10月17日(土)
天気(雨)

 

 店主入院中のため欠番です(^_^;)

 

2020年
10月10日(土)
天気(雨)

 

 倉庫の引っ越し終えて少し落ち着きました。目録に精を出したいところですが来週14日〜20日の1週間の予定でちょっと入院してきます。大腸関係の病気ですが、内視鏡レベルの処置ですのでそれほど大した病気ではありません。そんなわけで来週17日の目録更新はお休みさせていただきます。申し訳ありません。

 今週の新着目録です。同人誌関係のイベントカタログと資料となります。

 

  

 知佳舎発行の「改訂 少女マンガ総リスト’71ー’80 講談社編」です。70年代に発行した講談社の少女漫画雑誌週刊少女フレンド・なかよし・別冊なかよし・別冊少女フレンド・ラブリーフレンド・ハローフレンド・マイフレンド・なかよしデラックス・mimi・mimiデラックスすべての連載作品読切作品のリストです。正誤表も付いてます。

 

 1975年4月5,6日に大阪で開催された「まんがファンフェスティバル’75」です。詳細がわからないのですが、当時東京で行われていた日本マンガ大会の関西版といったところのようです。

 こちらは、同人誌印刷のぽぷるすが主催していた「マンガ市」というイベントの開催通知のハガキです。第4回第5回第8回の3点セットになります。

 

 

 コミケットカタログ18,19,20、22です。20までは紙を二つ折りにしたペラペラのカタログで21から冊子形状になりました。18,19,20はあまりコンディションよろしくありません(^_^;)。

 コミケット準備会発行のコミケ新聞0号(準備号)です。正確な発行日付が不明ですがコミケ17の直後くらいのようです。

 コミティア1のカタログです。直接参加が45サークルというスタートでした。

 今週はこんなところで。来週はお休みになってしまって申し訳ありません。

 

 

 

2020年
10月3日(土)
天気(曇)

 

 倉庫の引っ越し終わりました。9月末までの契約だったので、ぎりぎりセーフです。ひたすら疲れました(;´Д`)。

 今週の新着目録です。講談社「少女クラブ」が4冊。す、少ない(;´Д`)。

 

 

 少女クラブ1958年6月号。石森章太郎「三つの珠」。牧美也子「ナイルの悪魔」。珍しいミステリーもの。ちばてつや「ママのバイオリン」は新連載。

 

 

 少女クラブ1958年8月号。牧美也子「ナイルの悪魔」。石森章太郎「三つの珠」。丹野ゆうじ「アイヌ・ウエペケレ」。ウエペケレは口承文芸の意味。荒っぽい訳だと民話かな。

 

 

 少女クラブ1962年2月号。水野英子「星のたてごと」。上田としこ「フイチンさん」。あすなひろし「白い夜」。西谷祥子「ふたごの天使」。「ふたごの天使」はデビュー作で、連作短編形式でこの回は6回目くらい。

 

 

 

 少女クラブ1962年2月号。グラビアのコッペリアは森下洋子でまだ13歳の頃。細川知栄子「ふたりの白鳥」は珍しくカラー4ページ付きの構成。あすなひろし「ちいさなうた」は新連載。連作短編を除くと初の連載作品。水野英子「星のたてごと」は下川洋子の代筆の回。赤塚不二夫「青い目の由妃」新連載。

 今週は少なくてすみませぬ(^_^;)

 

 



東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮