暑かったり涼しかったりと目まぐるしい天気です。NHK21時45分頃の天気予報的に言えば、春ちゃんと小夏ちゃんがせめぎ合っていると言えましょうか。意味不明な方はこちらのYOUTUBE動画をどうぞ。
今週の12日にざちおさん(商業ペンネーム小谷あたる)の3冊目の商業単行本が発売されました。
小谷あたる「眠り姫のはぐはぐ 第1巻」双葉社刊。どうぞよろしく。
そんなところで今週の新着目録です。週刊と別冊に別れる前の古い「少女コミック」と古い「週刊少女フレンド」、それから全然毛色が変わって白夜書房の「いけないCOMIC」。今回は全般に状態良い物多いです。雑誌以外は「りぼん」と「なかよし」の付録グッズ系です。人気のときめきトゥナイトとかセーラームーンもあります。
左は少女コミック1969年4月号表紙。こうして見るとこの時期の「別冊マーガレット」にレイアウトがよく似ております。右は細川知栄子「春さくアドニス」絵物語。ひょっとして細川知栄子の小学館初仕事かも知れません。
カラー扉もちょっと多め。左は上原きみこ「ローマのバカンス」。右はわたなべまさこ「湖のオデット」。100%の確証はありませんが、おそらく「湖のオデット」は単行本未収録です。
こちらは、小学館の学年誌などでホラー作品を描いていた菅原亘(わたる)の「血をすう腕」。独特のタッチで、店主はお気に入りのマンガ家でした。
お次はフレンド。1963年32号から1964年11号までの7冊ばらばら。
こちらもカラー扉を紹介。左は1963年44号掲載、東浦美津夫「ふりそで剣士」。右は1963年52号掲載、北島洋子「ナイルの王冠」。この当時マンガの4色カラーページは1ページしか割り当てがなかったので、カラー扉は結構貴重です。
バレエやお姫さま物が大人気だったのもこの頃。高橋真琴の栞や、森下洋子のピンナップなども。どちらも1963年44号掲載の物です。
今週は付録の方も出しました。売切補充もありますが、ときめきトゥナイトやセーラームーンの新規もあります。
こちらが、りぼん1990年2月号付録「なるみちゃんハンディクラフトボックス」。
他にりぼん付録では、柊あおいと水沢めぐみ。左は「水沢めぐみのメロディメモパッド」。右は「香澄ちゃんランチクッキングレター」。左は変形メモパッドで、右は変形レターパッドです。制約が多い時代の付録の方が意匠が凝っていたりしますね。
なかよしの方は絵葉書セットとかセーラームーン関係です。なかよしの付録は正確な発行号数が分からないものもあります。普通は隅の方に何年何月号と書いてあるのですが、なかよしの場合記入がない物が多くて不明だったりします。
来週もりぼんとなかよしの付録の続きが続きます(^^;