神保町裏通り日記  
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10月29日(土)
天気(曇り時々雨)
売上(^_^)

 

 

 今週の金曜日から「第46回神田古本まつり」が開催されております。来週の木曜日(11月3日)まで行われておりますので、この機会に是非神保町まで足をお運びいただければと存じますm(_ _)m

 てなわけでお祭りなんですが、何を好きこのんでお祭り期間中に店舗の引っ越しをやっているのか、我ながらよく解らんデス(^^;。
 とりあえず店舗の移動は完了しましたが、棚がガタガタ(^^;。ついでに倉庫側の引っ越しもあるのでまだまだ肉体労働の日々は続きます。ちょっと疲れております_| ̄|○

 というわけで今週は引っ越し記念目録です。今まで貯め込んでいたイラスト集とか絵本とかとか〜

 まずは集英社ファンタジーメルヘンシリーズ。

 

 

 左上から太刀掛秀子「青い鳥」、津雲むつみ「人魚姫」、陸奥A子「不思議の国のアリス」、沖倉利津子「アルプスの少女」、市川ジュン「秘密の花園」。
 帯付の商品は特に状態が良く文句なしの逸品だと思われます。店主としては、絵と作者のキャラクターと作品のマッチングから「青い鳥」と「不思議の国のアリス」を特にお勧めします。特に「不思議の国のアリスは」内容的に絶品です。

 他には著者直筆サイン付の商品として

 

 萩尾望都「モザイク・ラセン」。

 

 波津彬子「花色更紗」。こちらは献呈名部分に切り取りがあります。

 

 文:萩尾望都、絵:東逸子「左手のパズル」には、東逸子のサインとイラスト。

 最後に

 

 大島弓子のイラスト集で一番出にくい「すいーん星旅行記」と千葉県船橋の西武百貨店で行われた「ピーター・パン展」に連動して発行された「ピーター・パン通信」1号から4号です。A3二つ折りのパンフレット状の物で、1〜3には竹宮恵子のイラストとコラムが掲載されております。

 他にもムック系のイラスト集を多数掲載しました。

 来週は懐かしのりぼんの付録のトランプとか吾妻ひでお色紙とかです〜。ご期待ください。
 (でも倉庫の引っ越しで死んでたりして(^^;)

 

 

 

10月22日(土)
天気(曇り時々雨)
売上(T_T)

 

 

 引っ越しをしつつ目録の更新を行おうと目論んでいたのですが、あえなく断念_| ̄|○。やっぱりちょっと無理でした〜(^^;。そんなわけで今週の新着目録はお休みいたします。平に平にご容赦をm(_ _)m

 新店舗の場所は

 こんな感じです。町番変わらず、電話番号変わらず、メールアドレスも変わりません。場所も旧店舗の前に立っていただければすぐに判明すると思われます(^_^)

 店舗スペースはちょっと狭くなるのですが、その代わりに倉庫をすぐ近くに借りるので、逆に雑誌のバックナンバーなどは、もっと効率よく扱えるようになると思います。店舗の方も狭い分だけ濃い展開にしようと考えております。

 これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 引っ越しといえば、神保町古書店街のホームページも昨日21日にリニューアルオープンしました。ジャンルによる店舗検索などが非常にスムースとなりました。神保町においでの際は、こちらも是非ご覧になってみてください。

BOOK TOWN じんぼう : http://jimbou.info/

 

 

10月15日(土)
天気(曇)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 

 引っ越したけなわです。の筈なんですが、寝違えて首の筋を違えちゃって_| ̄|○中です。一応10月24日には引っ越し完了の予定ですが、進行遅れております。ヤバゲであります(^^;

 そんなわけで今週は雑誌がありません。引っ越しが終わるまで雑誌のアップはちょっと無理そうです。その代わり引っ越し完了したら、ガンガンアップしますのでよろしくです〜。

 で、まあ今週の新着目録です。女性向けばっかり(^^;。しかも当店の定番物多し。

 

 えーまず、あべりつこ4冊です。上の二つのティーンコミックスデラックスは後版の表紙です。表紙2種類あるからけっこうややこしいです。当店の一番人気は「テキは強いぞ手ごわいぞ!」です。表題作はマーガレット時代の作品で、店主もお気に入りの作品です。同時掲載の「みーなの涙」も傑作です。
 「ノンノンプラス3」はフレンド時代の作品をまとめた物です。この中の「チビのへんしん」がお勧めです。店主にはショタの気は全くないのですが、それでもこの作品の男の子はカワイイと思っちゃいました(^^;。

 お次も定番、こやのかずこです。

 

 「いただきまーす!!」は、下町のお汁小屋を舞台にした作者得意のホームコメディです。「あいらぶ湯」の方は、別冊マーガレットから花とゆめまで書き続けた人気シリーズで、全部で17作品あるのですが、傑作選ということで残念ながら6作品しか収録されておりません。この「あいらぶ湯傑作選がこやのかずこ最後の単行本となります。

 他には久木田律子の「遠い朝やけ」とか、陸奥A子「樫の木陰でお昼寝すれば」とかとか

 

 来週はどうなる事やら〜(^^;

 

10月8日(土)
天気(雨)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 昨日南部入札市でまた少女マンガ雑誌の山に入札してきました。先ほど電話したら無事落札したそうです。ざっくり数えて三百数十冊あるはずなんですが、これから引っ越しするというのにどこに置けばいいんだろう_| ̄|○。

 てな感じでドタバタしつつ今週の新着目録です。

 少女マンガは曽根富美子。初期のひとみコミックスから5冊です。

 

 レディスに移ってからの方が人気が出た方ですが、昔の少女マンガ時代でも常に問題意識をはらませた作風で、根強い人気を保っております。

 マンガ以外ではこれ。

 あんまり当店向きではないので、お安い値段で提供いたします(^^;。内容は架空戦記物の走りみたいなもんです。

 残りはアダルト物なので別ページへ。18歳未満は見ちゃダメよ(^^;

 

 

10月1日(土)
天気(晴)
売上 _| ̄|○
_| ̄|○_| ̄|○

 

 

 一新会大市の手伝い作業のため今週は2日もお店を休んでしまいました(T_T)。

 目録の方も準備不足で雑誌はまあまあですが、単行本の方は先ほど売りに来た本を適当につかんで目録に載っけるという状態になっております(^^;。

 そーゆーわけで今週の新着目録です。単行本の方はジョージ秋山。雑誌の方は古い別冊少女フレンドと1978年週刊少女マーガレット。

 まずはジョージ秋山。

 

 左は比較的近年の出版なんだけど、ファンも気がつきにくかったのかレア本と化している、コミックガンガン掲載『ドブゲロサマ』です。この本を紹介するときは”おおっ かーんしゃ”という言葉を添えるのが不文律だそうです。買いに来るときも”おおっ かーんしゃ”と買いに来てください(笑)。
 右は定番「ザ・ムーン」。小口にちょっと小シミがありますが、状態はわりかし良い方です。

 雑誌はまず「別冊マーガレット」

 

 松本零士・牧美也子のMMコンビによる『GOGOレディ』掲載です。MMコンビの場合、牧美也子がどちらかというと主筆というケースが多いのですが、これは珍しく松本零士色が強い作品です。

 1978年の週刊少女マーガレット。この時代の人気のトップはなんと言っても有吉京子の「SWAN −白鳥−」です。このころからマンガ雑誌の連載長期化の傾向が出てきますが、「SWAN −白鳥−」の場合も1976年〜1981年と足かけ5年。単行本も21巻というこの頃の少女マンガとしては驚異的な長期連載でした。

 

 目録入力しながらつい読み始めてしまったのですが、これを読むと今までのバレエマンガが、バレエを小道具にしか使っていなかったということを実感できます。それほど深くバレエという題材を散り扱っております。人気があったのももっともなことだと今更ながら実感。

 他に見所は

 

 左は週刊少女マーガレット1978年6号掲載西谷祥子「はいすくうる」です。作品数が膨大なため、単行本未収録はこの時代にも見受けられます。
 右は週刊少女マーガレット1978年17号18号に前後編として掲載された岩館真理子『エトランゼ』です。この作品はちょっといわく付きです。17号に前編26ページ、18号に後編16ページで全42ページの作品ですが、本来もう少し長くするつもりでいたのが、間に合わなくなったように感じられます。内容を読むと主人公に救いがないような状態で終わってしまっています。作者も不本意だったのか、いまだに単行本に収録されない作品となっております。

 来週はちょっとマンガをお休みして風俗物に・・・。18禁よ(^^;

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮