一新会大市の手伝い作業のため今週は2日もお店を休んでしまいました(T_T)。
目録の方も準備不足で雑誌はまあまあですが、単行本の方は先ほど売りに来た本を適当につかんで目録に載っけるという状態になっております(^^;。
そーゆーわけで今週の新着目録です。単行本の方はジョージ秋山。雑誌の方は古い別冊少女フレンドと1978年週刊少女マーガレット。
まずはジョージ秋山。
左は比較的近年の出版なんだけど、ファンも気がつきにくかったのかレア本と化している、コミックガンガン掲載『ドブゲロサマ』です。この本を紹介するときは”おおっ かーんしゃ”という言葉を添えるのが不文律だそうです。買いに来るときも”おおっ かーんしゃ”と買いに来てください(笑)。
右は定番「ザ・ムーン」。小口にちょっと小シミがありますが、状態はわりかし良い方です。
雑誌はまず「別冊マーガレット」
松本零士・牧美也子のMMコンビによる『GOGOレディ』掲載です。MMコンビの場合、牧美也子がどちらかというと主筆というケースが多いのですが、これは珍しく松本零士色が強い作品です。
1978年の週刊少女マーガレット。この時代の人気のトップはなんと言っても有吉京子の「SWAN −白鳥−」です。このころからマンガ雑誌の連載長期化の傾向が出てきますが、「SWAN −白鳥−」の場合も1976年〜1981年と足かけ5年。単行本も21巻というこの頃の少女マンガとしては驚異的な長期連載でした。
目録入力しながらつい読み始めてしまったのですが、これを読むと今までのバレエマンガが、バレエを小道具にしか使っていなかったということを実感できます。それほど深くバレエという題材を散り扱っております。人気があったのももっともなことだと今更ながら実感。
他に見所は
左は週刊少女マーガレット1978年6号掲載西谷祥子「はいすくうる」です。作品数が膨大なため、単行本未収録はこの時代にも見受けられます。
右は週刊少女マーガレット1978年17号18号に前後編として掲載された岩館真理子『エトランゼ』です。この作品はちょっといわく付きです。17号に前編26ページ、18号に後編16ページで全42ページの作品ですが、本来もう少し長くするつもりでいたのが、間に合わなくなったように感じられます。内容を読むと主人公に救いがないような状態で終わってしまっています。作者も不本意だったのか、いまだに単行本に収録されない作品となっております。
来週はちょっとマンガをお休みして風俗物に・・・。18禁よ(^^;