来週は頑張りますとか言っておきながら、今週は新着がお休みになってしまいました。申し訳ありませんm(_ _)m（毎週謝ってるな〜）。プリンター（ＣＣ−６００ＰＸ）を新規に導入しました。いままで別々スキャナーとプリンターを使っていましたが、色々と不満がありました。とくに以前のプリンターはインクが染料系のため水でインクが滲むため、これで栞やカバーを作った際の色移りが気になっていました。これで安心して新しい栞とカバーが作れます。もうちょっとしたら新作栞とカバーを紹介します。

　ついに戦争始まっちゃいました。困ったもんだ。

　今週の新着目録です。サボっていた訳ではないのですが、あんまり数がありませんm(_ _)m。大半が新書版ホラー物です。レア物ございませんm(_ _)m。貸本は『死神の影』１冊だけ。B6ハードカバー厚冊物です。著者名が無記載なのですが、キャラクターと次号予告から吉田松美と判断しました。この人”不乱剣（ふらんけん）”というキャラがよほどお気に入りだったようです。途中で手塚の”ケン一探偵”が登場するが、当時だったから許された遊びですね(^_^)

　来週はもちっと頑張りますm(_ _)m

　今週の新着目録です。バレエ特集第２弾の準備のためあまり気合が入っておりません。申し訳ないですm(_ _)m。それでも未完の名作『オーム伝』で有名な関一彦の『オズマ伝』が入荷しました（これを書いている時点ですでに売切れてしまいましたが(^^;）。当時のＳＦ物としてはなかなか秀逸です。もうひとつ貸本ＳＦ物として『諜報局員　猫』に併載された山上竜彦『影の部落』が入りました。山上たつひこも「がきデカ」を通り過ぎて小説家になっちゃいましたが、いまではどうしているんでしょうか。

　他には内田善美が多数入荷しました。個人的にお勧めの『草迷宮・草空間』は、入荷するたびに速攻で売れていきます。今回のものは初版帯付でなかなか程度は良いです。ただし使用された用紙の酸性度が高いためか、この本には必ず小口ヤケが付きまといます。「リデル」はヤケが出にくいのですがこの本はヤケが出やすく残念です。こんな訳で同じ年代の本でも使用された用紙の種類でヤケ易いヤケ難いの差がはっきりします。極端な場合は１冊の本である特定ページだけヤケるケースもあります。小口を見ると縞模様になっていて面白いといえば面白いですけど(^^;。１冊の本の中でも見た目に分からないような用紙の切り替えとかがあるんですね。

今週も雨にたたられました(T_T)。週の売り上げで見ると開店以来最低です。このまま客がずっと来なかったらどうしようと怯えております(^^;

　今週の新着目録です。貸本には三田京子と好美のぼるが入荷しました。三田京子の『狂い化粧の美少年』なかなか面白いです。笛の音を聞くとどんなブ○なおねーチャンも美人に変身するという笛を操る美少年が主人公です。これが変身シーンです（笑）

　他に珍しいものには美内すずえの『パンドラの秘密』が入荷しました。これは『赤い女神』と共に復刻不可能タイトルのひとつです。読んでみるとそんなに内容が問題だとは思えないのですが、差別問題は根が深いのでしかたがない面もあるのでしょう。

　税金の計算はほぼ終わりました。恥ずかしくてとても公表できない数字です(T_T)。今年は頑張らなくちゃ〜。

３月１日（土）
天気（雨）
売上(^^)

　雨で始まり雨で終わった週でした。今日に限って言えば昼から雨が降り出した割には、売上はまあまあでした。今週は市場では、あまりたいした買い物はありませんでした。う〜ん、もう少し強気で買い物しないといかんぁ。

　今週の新着目録です。貸本漫画が大分整理進みました。ようやくバックヤードにも隙が出来ました。まずは、最近人気の「怪談　蛇太郎」です。キャラクタが化け物じみていますが、意外と性格はカワイイです。月宮にしてはエンディングがハッピーエンドなのが意外です（笑）。下巻だけなのと状態がちょっと悪いのが残念です。他にホラーでお勧めは「死神少女」です。西たけろうの最高傑作のひとつかもしれません。こんなのやこんなのが出てきますが、それでも基本がＳＦというところが西たけろうらしいです(^_^)。
　貸本末期のヒロ書房「おーい青春」も見所があります。表紙を山田ミネコが描いております。マーガレットの人気作品『フーちゃん』を描いていた、いまいかおるのシリアス・ストーリー物「療養所の少年」という作品が掲載されています。かなり異色です。

　確定申告まだ終わっていません(T_T)。本日ようやく棚卸が終わりました。頑張んないと〜。