神保町裏通り日記  
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5月31日(土)
天気(雨)
売上(^_^)

 

 天候不順で、涼しいと言うよりは寒い日々が続きます。天候不順でお客さんも少ないです。でも、ん十万の本(漫画じゃないです)がいきなり売れたりして、調子良いのやら悪いのやらよく分からないです。

 今週の新着目録です。雑誌はデラマガ1冊、りぼんの古いものが4冊と1980年代の売切補充、その他ぶ〜けです。雑誌以外は少レアちょこちょこ。

 りぼんは1966年が2冊と1988年のものが1冊。

 

 1966年2月号と3月号です。わたなべまさこ「花の館」とか牧美也子「虹にねがいを」とか巴里夫「5年ひばり組」なんか連載していた頃です。

  

 2月号には芳谷圭児のホラー作品「黒い顔」。このころちょっと作画がぬるいかも知れません。松本零士「エスの太陽」は最終回。

 

 3月号には横山光輝「死の館」。これは「アッシャー家の崩壊」が原作です。北島洋子「ゆうやけの誓い」は新連載。

 

 こちらはりぼん1968年12月号。北島洋子「スイート・ラーラ」が絶好調の頃。

 

 芳谷圭児「オモニもうはなさないで」という実録物が掲載されております。金良淑ちゃんという13歳の少女が、おかあさんに会うために韓国から日本に密航するというお話です。この当時りぼんは社会派しておりました。

 てな感じでりぼんの紹介を書き終えたところで、りぼん古いところ4冊売り切れました(^^;。

 ぶ〜けは創刊号から1980年頃まで12冊。

 

 あべりつこ末期の作品「さよならスモーキング」と「若葉かおれば」、松苗あけみ初期作品「花嫁にダイヤモンドを」。3作品とも単行本未収録。

 他には西谷祥子「高円寺あたり」の連載が1980年5月号からと、

 内田善美「空の色ににている」の連載が1980年8月号から始まります。

 単行本は

 

 あしべゆうほ「ティディ・ベア」全5巻。ひとみが廃刊になってちょっと中途半端に終わってしまいましたが、一応完結はしております。樹村みのり「ふたりが出会えば」は短編集。ビッグコミック・オリジナルに掲載された短編が中心です。

 

 松本零士「エスの太陽」と今村洋子「ハッスルゆうちゃん 1巻」。今村洋子の単行本は近年本当に見かけなくなりました。

 イラスト集は久しぶりの追加。

 

 ファンタジーメルヘンシリーズ2冊です。陸奥A子「ふしぎの国のアリス」と太刀掛秀子「青い鳥」。「ふしぎの国のアリス」は、状態悪目なので安めの値段設定です。

 来週は雑誌はぶーけの続き。雑誌以外は貸本をちょろちょろやる予定です。

 

 

5月24日(土)
天気(曇のち雨)
売上
_| ̄|○

 

 先週の日記の件、ファイルの更新は土曜日の当日に完了していたのですが、肝心のサーバへのアップ(ファイル転送)をすっかり忘れておりまして、気づいたのは22日の木曜日。最近ダメダメっぽいorz。

 ダメダメついでで今週の新着目録、雑誌が22点の単行本が2点というていたらく。本当にダメダメっぽいorz。

 それでも久しぶりに今月のお薦めを更新しました。久しぶりすぎて全然”今月の”になっていないところが、またまたダメダメっぽいorz。

 単行本の2冊の内1冊は当店では珍しい戦前の漫画。

 昭和10年(1935年)コドモノクニ発行、明石精一「ザウノメガネ(ぞうのめがね)」です。作者の明石精一は、大正から戦前にかけてキンダーブックやコドモノクニ等でかなりの点数の挿絵や漫画を描いていたようなのですが、略歴とか戦後の活動に関しては調べてみたのですが不明でした。そんなわけでこの単行本の価値もちょっと不明。

 A5のハードカバーでページ数は128ページ。前ページが2色刷。元々は箱に入っていたかも知れませんが、その点も不明。

 序文に母親の短歌が載っていて、母親の年齢が78歳とあるので作者も昭和10年の時点で50歳前後と思われます。戦中までは雑誌などで名前が残っていますので、おそらくその前後に亡くなられたのかも知れません。

 雑誌の方は”花とゆめ”1995年〜1999年まで22冊。

 ガラスの仮面は休載が多く、話はほとんど進んでおりません。

 章が変わった時期がちょっと不明ですが、1995年の2号の時点で13章「生命(いのち)」となっております。単行本では13章は「ふたりの阿古夜」です。

 そしてこちらが

 1997年10月5日号掲載の連載351回目の「ガラスの仮面」です。一応店主が把握している限りでは、この回を最後に新規ストーリーの掲載が止まります(98年にはスペシャル編として41巻のダイジェストは掲載されます)。目の手術の寸前に病院を抜け出し稽古場へ戻る姫川亜弓。一方、紅天女の表現に悩む北島マヤの前に再び月影先生が現われる。といったところで終わっています。続き気になるなぁ(^^;。

 今週になって貸本40数冊の買い取りがありました。その中に細川知栄子の激レア貸本が1冊混じっていて、店主は思わず店内で踊ってしまったのですが、チェックしてみたら落丁本だったので、激しくうなだれております。

 今週は宇宙関係が結局入力できませんでした。来週は何とかなるかなぁ?

 

 

5月17日(土)
天気(晴)
売上
(-_-)

 

 ようやく5月らしい気候になりました。ここのところ暑かったり寒かったりが極端でした。体がなんとなく順応しなくて大変でした。

 今回準備がちょっと悪くて点数少な目ですm(_ _)m。今週の新着目録は花とゆめと宇宙関連です。

 花とゆめは1990年〜94年までですが、15冊しかありません。倉庫にもっとあるのですが、整理がつかないのでとりあえずアップです。

 

 個人的にはもう本誌をリアルタイムで読んではいなかった時代なので、なんとなくなじみも薄く、解説するのが困難になってきております(^_^;。だんだんと絵柄が濃い目な新人が増えてきているような感じです。そういえばガラスの仮面で姫川亜弓が失明するのが1990年ころだったと思うのですが、今回そのシーンの掲載号が見当たらなかったのでちょっと不確実。

 宇宙関連はあまり特殊なものはなく、ハードカバーの写真主体の洋書が多いです。

 

 左は「科学画報1952年9月号」。原田三夫の文章が主体ですが、稲垣足穂とか新田次郎のSF小説が載っていたりしてちょっと面白いです。
 右は「子供の科学1960年1月号」付録「月と月ロケット AからZまで」。アメリカの初期の月ロケット(計画で終わった)ノーヴァの話が出ています。

 

 左は宇宙ステーションをまとめた「LIVING IN SPACE」。スカイラブ、サリュート、ミール、フリーダム、ISSが網羅されております。右は世界各国の人工衛星をまとめた「The Complete Encyclopedia of SPACE SATELLITES」。研究用から軍事用まで各種衛星がイラスト付で紹介されております。

 

 後はアポロ関連の書籍が多いです。

 その他雑誌は「スペースイラストレイテッド」と「宇宙時代」が1〜13号まで入荷。

 

 「宇宙時代」は11号までしか出なかったと思っていたのですが、13号あったのですね。結局何号まででたのか調べてみたのですが不明でした。

 そういえば宇宙の傑作機シリーズ「ジェミニ」「ダイナソア」「ソユーズ」「スプートニク」も再入荷しました。こちらもよろしくです。

 来週はまたもや「花とゆめ」の続きと今週出しそこなった宇宙物の続きです。

 

 

5月10日(土)
天気(雨)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 ちょっと長めのGWでしたが、結局何をするでもなくだらだらと過ごしてしまいました。仕事に関しては雑誌の目録をちょっと細分化したくらいです。

 今週の新着目録は1988年「花とゆめ」11冊と貸本マンガ19冊です。

 花とゆめの方ですが、1988年代は11冊しか出てきませんでした。倉庫を漁ればもう少し出てくるはずなのですが、もう混乱状態で探し出すのが困難(T_T;。そのうち何とかしなきゃと思いながら時間が過ぎていくばかり…。
 この時期の「ガラスの仮面」は梅の谷での「紅天女」試演ちょっと前。単行本とは流れ的には一致していますが、エピソードの内容は変更の嵐。

 貸本の方は、作者名アイウエオ順で

 

 まずは当店定番、赤松セツ子が2冊。おかあさんシリーズ9「すてきなおかあさん」とひまわりブック251「日本の王女さま」。

 こちらも当店定番のオオトモヨシヤス。表紙絵は本人ではなく、たぶん星城朗二と思われます。

 

 池川伸治の太陽プロに所属していた頃の郷力也=川辺フジオの貸本。「別れの涙星」と「さみしい雨の朝」。ちなみに郷力也の本名が川辺富士雄です。80年代のチャンピオン等で真木富士人名義で「ダイナマ舞」なんて作品も描いておりました。

 

 

 先日惜しくも亡くなられた鈴原研一郎作品が4冊。左上の「呪いの魔球」は高校野球シリーズとして20冊くらい書き下ろされた物の最後の作品のようです。この高校野球シリーズの次には黒帯無頼帖シリーズという柔道物を描いたようです(予告だけで実際の作品は未確認です)。

 以前この欄で訃報にリンクを張っていたのですが、リンク先が消えているようなので、ちょっと記しておきます。

 鈴原研一郎 本名:鈴木俊之 1940年中国大連出身。2008年2月9日没。

 こちらに本人のブログが残っておりました。

 

 他には、しきはるみの怪談物「怪談 うらめしや」と橋本将次のチャンバラ物「秘剣ちぎれ雲」。

 短編集の方は若木書房の「風車」1冊と「こだま」3冊。

 

 風車の18号には貸本ではちょっと珍しい古谷三敏「空からきた子」掲載。絵柄がちょっとちばてつや風。

 

 「こだま」は通巻3号と10号と12号。比較的初期の物で、状態もマア良い方です。

 次週は未定〜

 

 

5月3日(土)
天気(雨)
売上

 

 GWのためお休みm(_ _)m

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮