神保町裏通り日記
 
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2024年
3月30日
(土)
天気(晴)

 

 

 天候不順ですが、今日はピーカンの天気です(^^)。

  今週の新着目録です。単行本は内田善美のマンガ本全種と同人誌イベントカタログです。

 

 りぼんマスコットコミックス内田善美「星くず色の船」、「秋のおわりのピアニシモ」。「星くず色の船は」は、カバーコンディションいま2つくらいな感じです(^_^;)。

 

 ぶ〜けコミックス内田善美「ひぐらしの森」、「空の色ににている」、「かすみ草にゆれる汽車」3点。コンディションはまあまあ。

 

 

 内田善美「星の時計のLiddell」全3巻、全帯付き、1・3巻初板。完結記念のピンナップカード3枚付きです。

 

 内田善美「草迷宮・草空間」は2種類。初板帯欠と重版帯付きです。こうやって並べると初期カバーと後期カバーの色味の違いは結構大きいです。ちなみに帯の方も初期と後期でちょっと違いがあります。多分小さな違いですが(^_^;)

 

 

 

 本家コミティアのティアズマガジンは5冊。20回、22回、24回、27回、29回のものです。まだTRCの頃ですね。

 

 関西コミティアは3冊。「ティアズマガジンおおさか」が2回目と4回目。「ティアズマガジンかんさい」が11回目。

 

 

 名古屋コミティアm「ティアズマガジン名古屋版」は2冊。3回目と4回目。

 

 新潟コミティア、「ティアズマガジンにいがた」は3冊。5回目と8回目と9回目。

 最後はコミケ30周年で出た、「コミケット30’sファイル」。発行は有限会社コミケットで印刷販売はなぜか青林工藝舎(^_^;)。

 今週はこんなところで〜。

 

 

 

2024年
03月23日
(土)
天気(雨)

 

 表では春の古本まつり開催期間中ですが、本日は雨で残念ながら中止。THE SEIJI原画展『異界の記録 縹の章』は本日18時で閉会しました。多数のご来会誠にありがとうございました。原画の一部の通販は引き続き続けますので、また何かありましたら、よろしくお願いいたします。
 THE SEIJI原画「玄の章」
 THE SEIJI原画「縹の章」

 今週の新着目録です。イベント中だったため点数が少なくて申し訳ありません。

 

 週刊セブンティーン1978年11月14日号再入荷です。内田善美「人魚夢幻の秋のいろ」収録号です。続くときは続くものですね。今度のものは裏表紙側に少しシミが入っているので、少しだけお値段も安めです(^^)。

 

 UROBOROS発行「新世紀エヴァンゲリボン」。切取りがあることで有名な同人誌ですが、こちらは切取りなしの完品です(^^)。

 

 Studio848発行「Costume Play Memorial Album '94 Summer」。94年のコスプレ事情がわかる今となっては資料系の本(^_^;)。全106ページ中、前半20ページがカラーで写真掲載。

 シュークリーム・サンデーっ!(高野按針)発行「美少女戦士セーラームーンSHOW辞典」。ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」無印からかぐや姫伝説までを網羅した辞典。文字オンリーの辞典です(^_^;)

 

 大阪の漫画専門店わんだーらんど発行「わんだ〜らんどデータ通信 第2号 DATA infomation7-12,1983」。執筆者が村上知彦・高取英・七島伸治(高岡書店)・竹内オサム・亜庭じゅん・南端利晴(わんだ〜らんど)と豪華。ちと表紙汚れあります。

 今週はこんなところで。来週も同人誌の予定です(^^)

 

 

2024年
03月16日
(土)
天気(晴)

 

 少し春めいてきました(^^)

 今週の新着目録です。THE SEIJI原画展『異界の記録 縹の章』連動となります。

 

 原画販売の紹介ページはこちらになります。

 今週は縹の章なのでカラー原画が中心となります。技法的には油彩、アクリル、テンペラなどが中心です。

 

 

 

 

 紹介しきれませんが、全部で44点の展示販売を行っております。ここでは紹介しきれませんので、ぜひこちらを御覧ください。なお展示の方は3月23日(土)まで行っております。日曜は定休日です、20日(水・祝日)は営業しております。この機会にぜひご来会ください。

 

 

 

2024年
03月09日
(土)
天気(晴)

 今週はむじなパートです。

 

2024年
03月02日
(土)
天気(晴)

 

 早いものでもう3月です。

 今週の新着目録です。THE SEIJI原画展『異界の記録 玄の章』連動となります。

 

 原画販売の紹介ページはこちらになります。

 今週は玄の章なのでモノクロ原画が中心となります。

 

 ここでは紹介しきれませんので、ぜひこちらを御覧ください。また通販用は30作品程度ですが、展示会場には190作品ほどがございます。ぜひお近くの方はお寄りいただければ幸いです。

 『玄の章』の展示は3月2日(土)〜9日(土)まで開催です。カラー中心の『縹の章』は3月16日(土)〜23日(土)まで開催いたします。よろしくお願いいたします。

 

 

 

2024年
02月24日
(土)
天気(晴)

 

 昨年6月に父親が亡くなり、相続関係で役所や金融機関の処理でバタバタし、店の営業も不安定となりましたが、ようやくほぼ終了しました。これからはもう少し落ち着いて営業できるかと思います。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。芳崎せいむ色紙4点と風虎通信「太平洋における電子と情報の戦争 1935−1945」となります。

 芳崎せいむ色紙は4点。今回は金魚屋古書店の絵柄です。

 

 

 

 風虎書房「太平洋における電子と情報の戦争1935−1945」。2023年末のコミケでの発行ですが、再販なのでご注意を。
上記書籍の通販に関しては当店の通常の通販方法と異なります。
内容をよくご確認の上、ご注文いただけますでしょうか。

販売品目は
「太平洋における電子と情報の戦争 1935−1945」(略称:電子と情報の戦争) 1,600円
の以上1点のみです。それ以外の風虎通信バックナンバー等はございません。

送付方法はレターパックライト(370円)となります。
2冊まで同梱可能です。
お支払い方法はペイペイ銀行への振り込みのみとなります。(前払い制です)

郵送をご希望の方は商品名(できれば略称)とご希望の冊数をメールにてご連絡ください。
メールには郵便番号、ご住所、氏名、電話番号を必ずご記載ください。
折返し合計金額と口座番号をご連絡いたします。

店舗ご購入のお客様は商品名(できれば略称)とご希望の冊数とご来店予定日をご連絡ください。
店舗は基本的に日曜祝日休みで13時〜17時の営業となりますが、ご依頼があれば19時までお待ちいたします。

今回通常の販売方法が取れずにご面倒をおかけいたしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。

 来週はいよいよ「THE SEIJI原画展 異界の記憶 玄の章」開催です。目録もそれに併せたものとなります。よろしくお願いいたします。

 

 

2024年
02月17日
(土)
天気(晴)

 

 2002年2月に開業してちょうど22年となりました。これもひとえに多くのお客様に支えていただいた賜物だと感謝しております。本来ですと店舗で均一セールなどをするところなんですが先月末にコロナ感染などしてしまい。残念ながら今回は準備画できずにネット目録だけとなりました。

 今週の新着目録はそんなわけで一応特選目録です(^_^;)

 

 らっぽり発行「らっぽり やおい特集号」です。この本から”やおい”という言葉が一般に使われるようになりました。この本のなかに「らっぽり特別企画 やおい対談 4大巨匠 夢の共演」という疑似対談が掲載されてます。この対談で”やおい”が定義づけられます。

 

 同人出版ジェットプロポスト発行、森博嗣「CARPET CRAWL」。「幻燈」、「襯衣(シャツ)」 などの未発表作を含む短編11作品を収録。

 

 同人出版ジェットプロポスト発行、森博嗣「CINEMA SHOW」。「メアリーポピンズ」、「CREEPER & DREAMER」などの未発表作品を含む10作品を収録。

 

 同人出版ジェットプロポスト発行「PUTCHAN TROLLEY(プッチャントローリー)」。BABO(杉浦守)「CLOSE ENCONTERS OF THE THIRD KIND」、森博嗣「宇宙 THE SPACE」他 収録。

 

 グループ・ドガ発行「DOGAS THIRD」。 森博嗣「歌時計を君に」と堀田清成「Stair For Heaven」収録。

 

 グループ・ドガ発行「DOGAS-4」。タイトルは表紙に一応入っているのですが、空押し(エンボス)になっていて写真では殆ど見えません(^_^;)。森博嗣「空には階段があるね」、堀田清成「Il mondo va da se!」他収録。

 

 

 グループ・ドガ発行「ENCORE 1(アンコール 1)」です。森博嗣「まどろみ消去」と太田由美「グチグチの愚痴」と堀田清成「午後の覚醒」。太田由美と堀田清成は扉に名前が記載されていないので特定に一寸悩みました。大田由美はのちの堀田由美(ほったゆみ)です。この頃はまだ結婚はしていないようです。

 

 1981年5月発行、山田章博「天空人讃楊」。表題作以外にも「海邉の音楽」他を収録。山田章博単独名義の同人誌は珍しいです。2枚め画像は内部ですが、紙が厚くて硬く開きにくいので上手く撮れていません。すみません(^_^;)

 

 

 なかよし1968年1月号。松尾美保子「夢のバレリーナ」新連載。牧美也子「星のゆりかご」。保谷良三「おかあさんのひとみ」。

 

 

 なかよし1969年2月号。古谷三敏「プリンセスプリンちゃん」。牧美也子「白鳥の城」最終回。ジョージ秋山「ハレハレ忍者ネネ」読み切り。

 

 

 なかよし1970年1月号。阿万紀美子・あべりつこ「雲の中の白い花」読み物 新連載。里中満智子「マリアンヌ」新連載。竹宮惠子「ラブ・バッグ」読み切り、細野みち子「青い氷壁に」読み切り。

 今週はこんなところで。来週は委託商品関係でー(^^)

 

2024年
02月3日
(土)
天気(晴)

 

 家人がコロナになりました。バタバタして目録も今回少なめ。すみません^^;

 今週の新着目録です。迷宮系のメンバーが集まったNWA「ブレーンバスター」3冊と名古屋芸大動画漫画研究会虫の息が4冊です。

 

 亜庭じゅんを中心に迷宮関連のメンバーが集って作った同人誌。NWA「ブレーンバスター 1」。アシスタンズと園場しのぎ(亜庭じゅん)「独立少年探偵団」とMGM2での代表だった長谷川秀樹「こころのかけら」。ちなみにグループ名のNWAはNEW WAVE ASSASSINSの略だそうです。

 

 

 

 続けて「ブレーンバスター 3」。現コミティア代表の一人安田かや「パラダイスベィビー」とやたらとペンネームの多い堀内満里子「火野妖子の不幸」。ブレーンバスターに掲載している堀内満里子作品は半実話っぽいです(^_^;)

 

 

 NWA発行「ブレーンバスター4」。いちおう4が最終巻のようです。みるくぼうい(壬生頼之)「春過ぎて夏来れども階前の梧葉既に秋風」と桑原芳文「前夜」。壬生頼之は他にも狷介や猫又木狷介名義で描いております。壬生頼之がこのような絵も描くとは私も全然気が付きませんでした(^_^;)。桑原芳文についてはちょっと詳細不明です(^_^;)。

 

 刊記が不記載ですがおそらく名古屋芸大動画漫画研究会虫の息発行の安藤正浩「番外編 ネイラの日」。急拵えのコピー誌のようなので、おそらく「虫の息2.5」の前に発行されていると思われますが、詳細が不明です。

 

 

 名古屋芸大動画漫画研究会虫の息発行「虫の息 2.5」。本山浩司「ドラキュラ復活!!」、坪内麻貴「踊」、安藤正浩「番外編 ネイラの日」。アニメーションネイラが完成したタイミングで発行。制作にまつわる諸々の「ネイラ始末記」が併載。

  

 名古屋芸大動画漫画研究会虫の息発行「虫の息 3」。本山浩二「構成」と坪生麻貴「魔獣王」掲載。

 

 名古屋芸大動画漫画研究会虫の息発行「虫の息 4」。囃由宇(はやしゆう)「ディグの海賊」と安藤正浩「2018ウインカ」掲載。名古屋芸大動画漫画研究会虫の息からは、何人かのアニメータが育っておりますが一番の出世頭は安藤正浩のようです(^^)

 今週はこんなところで。来週はむじなの予定です。

 

 

 

2024年
01月27日
(土)
天気(晴)

 

 寒いです。

 今週の新着目録です。双葉社パピヨン2冊、虫プロ初期ファニー2冊、後期ファニー2冊、週刊少女コミック2冊、週刊少女コミック増刊2冊、月刊mimi1冊、別冊マーガレット3冊、りぼん33冊、りぼんコミック1冊。合計48冊です。

 

 

 双葉社「パピヨン」1973年7月9日号と1973年8月9日号。8月9日号には諸星大二郎「珈琲店漂流記」とモンキー・パンチ「カラー・ガール 帰って来たルパン」。ルパンは単行本未収録。双葉社の女性向け漫画雑誌はこれしか知りません(^_^;)。

 

 

 虫プロ「ファニー」1969年5月創刊号と6月号。創刊号に谷口ひとみの妹谷口早苗「氷の華」掲載。6月号に松森正「おとうさん ひどすぎる!」掲載。

 

後期「月刊ファニー」1973年5月号(創刊号)と6月号。飛鳥幸子「ジムとジュリーの恋の大混戦」掲載。6月号には井手ちかえ「スペインは赤い色」掲載。

 

 

 

 週刊少女コミック1974年17号と18号。17号には大山和栄「夢子におまかせ」新連載。18号には聖悠紀「魔女っ子メグちゃん」新連載掲載。

 

 

 週刊少女コミック1974年春の増刊号と1974年夏の増刊号。春の増刊号は大島弓子と萩尾望都特集。春の増刊号の扉絵裏にエドガーのピンナップ。夏の増刊号には倉多江美「最後にひろった夏休み」単行本未収録掲載。

 

 月刊mimi1976年4月号。阿保美代「変奏曲」単行本未収録掲載。

 

 

 

 別冊マーガレットは1965年が3冊。お正月号と6月号と9月号。お正月号の萩原かおる「乙女の湖」。作者が何者かは未だに不明(^_^;)。

 

 

 りぼんは1971年4月号〜1975年9月号までの33冊。

 

 

 りぼんコミック1970年10月号。樹村みのりの名作「カルナバル」掲載。りぼんコミックスクールに赤座ひではる「ねことお姫さま」(りぼんコミック賞)と大友文子(大友克洋)「ママの誕生日」(佳作)。

 今週はこんなところで、来週はまた同人誌やれたら良いなぁ(^_^;)。

 

 

2024年
01月20日
(土)
天気(曇・雨)

 

 今日明日は東京地方も雪の可能性が(^_^;)

 今週の新着目録です。同人誌、個人誌(FC系)1冊、学漫系1冊、グループ誌が8冊。

 

 個人誌というよりも漫画家FC系です。竹宮惠子FC「さんるーむ 8号」1977年12月発行。特集:風と木の詩&地球へ…」。

 

 

 東京家政大学漫画同好会「オズ 創刊号」1977年11月発行です。学漫系同人誌なんですが表紙も裏表紙もそして8作品中3作品もあさぎり夕(Yu.Asagiri・朝霧勇)が描いていてなんだか個人誌みたいな1冊です(^_^;)

 

 

ラピス・ラズリィ・プロジェクト「ラピス 創刊号」。一丸「73日の妖怪」「あせるぜ」、さかいみわこ(酒井美羽)「少女は空になった」、ささきじゅんこ(佐々木淳子)「マーティン」と豪華メンバー(^o^)丿

 

 シナプス「シナプス」1980年12月発行。絵のうまい方が多いです。プロになった方も多いと思うのですが、中垣慶、かづさひろし、佐藤晴美以外はちょっと不明です。

 

 ZOO「ZOO 6」1982年2月発行。関西同人誌の雄ZOOです。常連の森脇真末味は扉ページのみ。ただしなぜか扉ページが6ページもあります(笑)。広瀬圭「From the depth of the dream」は印刷時に縮小率がミスったようで、修正版の小冊子が付録として差し込まれております。ゲストの山田章博はハーフページですが「黒いファンレター」「涙・なみだのセーラー服」の2作品収録。

 

 ジェットプロポスト社「6020」1983年10月発行。モリムク(森博嗣)「エクスプレッション キョート」とささきすばる「PYJAMARAMA]他収録。

 

 

 グループ・ドガ「オフィーリア(DOGAS PLAYS HAMLET)」1978年5月発行。シェークスピアの「ハムレット」を漫画化したもの。3章に分けそれぞれ別な漫画家が対応。制作スタッフは岡野勝夫・平野浩三・堀田清成・森博嗣・山内茂。

 

 

 グループ・ドガ「DEGAS RAEL(ドガ・ラエル)」1978年5月発行。黒川由美「FOUNDATION」、森博嗣「ゼルダの伝説」 、窪田京雅(ラズウェル細木)「放尿」 他。

  

グループ・ドガ「サパーズ・レディ(SUPPERS RADY)」1978年12月発行。高村幸恵(ささきすばる)「YOU GOT THE SILVER」、森博嗣「リオンのことなら」 他。

 

 

 グループ・ドガ発行「ENCORE 2(アンコール 2)」1980年10月発行。グループ・ドガ最後の同人誌となります。特集:窪田京一(窪田京雅:ラズウェル細木)ということでラズウェル細木デビュー前の4作品が掲載。他に森博嗣「待ちぼうけ」
高村幸恵(ささきすばる)「えんぜるになりたい」も掲載。
  以前この同人誌を単なる「ENCORE」と紹介しましたが、確認したところ「ENCORE 2」でした。謹んで訂正いたします(^_^;)。

 今週はこんなところで。来週は雑誌の売切補充かも(^_^;)

 

 

2024年
01月13日
(土)
天気(晴)

 

 暖冬と思ったら、急に寒さが厳しくなりました。店に居ると足元寒いです。

 今週の新着目録です。学漫系同人誌10冊です。多摩美術大学が3冊、お茶の水女子大学が1冊、東大が6冊です。

 

 

 多摩美術大学漫画研究会会誌「たんま 5号」です。発行は1980年9月。この時期の多摩美術大学漫研は人材豊富。巻頭は風雅(喜国雅彦)「復活の疲」 、表紙とレイアウトとマンガ2本に(そぶえしん)祖父江慎、巻末には望月寿(しりあがり寿)。「PENIS・SILK・LOAD」。

 

 続けて「たんま 6号」。しりあがり寿と喜国雅彦は卒業してしまった。実験的作風の祖父江慎「ぎっちょのおくび」と小母賛少女「童話 木花之佐久夜毘売」他。

 

   

 

 こちらは多摩美術大学漫研OBが発行した「初孫 創刊号」。 表紙の男性モデルは神矢みのる。神矢みのる(絵夢桂)も執筆予定だったが落としたようで「ごめんなさい・ぺえじ」2ページ掲載。他に小林ひろゆき(しゅりんぷ小林)と喜国雅彦が2作品、しりあがり寿が3作品と超豪華執筆陣。

 

 

 お茶の水女子大漫研発行「ばるぼら 6号」。1977年11月発行。柴門ふみ「ペルシャ馬にまたがって」、湯田伸子「テンペスト」他掲載。

 

 

 東京大学漫画倶楽部「すからべ さくれ」。8号が1977年10月、10号が1978年11月発行。東大漫画倶楽部は歴史的には古い漫研ですが、生粋の東大出身者でプロデビューした人はあまりいないようです。ただその後同人活動を続けた人は多いようで、鼎江六、KABA(樫葉博嗣)、団獅子丸、志紅摩元等がおりました。

 1979年5月発行「時空戦士サクレス D」。当時の東大漫画倶楽部所属メンバーで合作したSF長編漫画。詳細なメンバーについては記載がありません。

 

 1980年5月発行「やんぐ すからべさくれ」。海明寺裕、KABA(樫葉博嗣)、団獅子丸等。海明寺裕は東大所属ではありませんが、東大漫画倶楽部は他学の学生も所属可能なサークルでした。

 

 1980年11月発行「すからべ さぶれ」。駒場祭にあわせて発行されたコピー誌。巻末に「東大まんがくらぶの紹介」記事がある。それによると設立は1967年。虫プロ「COM」の企画をきっかけに設立されたとある。

 

 

 1982年4月発行「那由多 1号」。海明寺裕、志紅摩元、KABA(樫葉博嗣)、団獅子丸4名による合同誌。発行元記載がないが東大漫画倶楽部有志による発行。ちなみに「ヒルダの小石」は海明寺裕のデビュー作となる予定だった作品。朝日ソノラマ「マンガ少年」が廃刊になったため没になったそうである。

 今週はこんなところで。来週はちと不明(^_^;)。

 

 

 



東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮