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『少女1961年 夏休み増刊号』

光文社
値段:\50,000 売切

 

表紙


松本あきら「火の鳥のうた」

松尾美保子「ママ、いつまでもいつまでも」

 

 

 光文社の『少女1961年夏休み増刊号』です。

 表紙に窓をつけたり、カード貼り付けたり凝ったことをすることで知られた『少女』ですが、これはなんと横型。かなり珍しい装丁の漫画雑誌です。
 大きさはB5に近いサイズですが17.5×26cmとちょっとだけ横長です。多分製本の都合ではないでしょうか。

 背には普通のタイトルや号数の記載がなく、「この本は ねころんで読んでね!」と書かれております。たしかにこの装丁なら自然に開いた状態を維持できるのでうつ伏せになって読むには良いかもしれません。

 判型が横型ということは、掲載されているピンナップやマンガも全て横型。漫画家もさぞ原稿書きにくかったことでしょう。

内容は
内藤ルネ  ピンナップ 夏休みのおしゃれ
松本あきら「火の鳥のうた」オールカラー13ページ(折り込み換算含む)
松尾美保子「ママ、いつまでもいつまでも」カラー4ページ
高橋真琴「シンデレラ姫」絵物語
うちのすみお「スカイ・タイム」
よりたやすお「マネー・ビル点子ちゃん」
大石良平「アコちゃんがよんでいる!」

 判型が判型だからほぼ単行本未収録です。松本あきら「火の鳥のうた」だけは、かつて青林堂「親不知賛歌」特装版の付録として出たことがありますが、単行本には未収録です。

 コンディション的には巻頭のピンナップの角に少欠けと背に少イタミがありますが、他に難はなく並上クラスです。

 

 

 表紙も折り込み(二つ折り)

 上の表紙を開くと下のように約倍の48cmになります。

 

 松本あきら「火の鳥のうた」は途中3つ折りの折り込みあり。開くと横幅51cm。

 

 松尾美保子「ママ、いつまでもいつまでも」は、ちょっと悲しいバレエもの。



 内藤ルネのピンナップは3つ折りの折り込みは、開くとなんと69cm(^^ゞ


 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮